【大学野球】ドラフト候補・桐敷拓馬「チームに勝利を」 3日に関甲新春季リーグ戦開幕

関甲新学生野球連盟の春季リーグ戦が3日から開幕する。1部の新潟医療福祉大は左腕・桐敷拓馬投手(4年・本庄東)を中心に創部初の優勝を目指し、新たなシーズンのスタートを切る。

今秋のドラフト上位候補に挙がる桐敷はOBの笠原祥太郎(中日)が背負った背番号「18」を初めて背負ってリーグ戦を迎える。桐敷は「ピンチになっても断ち切って、チームを勝たせる投球をしたい」と“エースの証明”を自らの投球で果たしていく覚悟だ。

今秋のドラフト候補・桐敷拓馬(4年) 背番号「18」を背負いエースの投球を誓う 続きを読む


【BCL】さらば新潟…③10年在籍の足立尚也内野手が引退決断「新潟は第二の故郷」

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCに10年間在籍したベテラン選手が新潟を離れる。足立尚也内野手(32)は2011年に入団し、広角に打ち分けるシュアな打撃と堅実な守備で、2012年の独立リーグ日本一、そして2015年のBCリーグ優勝に貢献した。積み重ねた安打数は今季節目となる500安打をマークし、リーグ歴代4位の数字を残した。しかし、シーズン終了後に自由契約となり、その後、現役引退を決断した。地元の神奈川に帰る足立だが「新潟は第二の故郷」と言い切り、「勝負事の全てを経験できた。その中で日本一を経験でき、新潟の皆さんに恩返しができた」と胸を張った。
引退を決断した足立尚也 10年間住み続けた長岡市内のアパートから引っ越し、新潟に別れを告げた 続きを読む


【BCL】さらば新潟…②木原田崇俊投手「ケガで成長。新潟でよかった」

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCに3年前、ドラフト4球団競合の末に入団したのが木原田崇俊投手(25)だった。鹿児島県出身の木原田は大学4年時に受験したBCリーグトライアウトで140キロ超の直球とキレのあるスライダーを投げ込み、将来性を見込まれ新潟入りし、NPB(日本野球機構)を目指した。しかし、度重なるケガで思うような投球をできないまま、3年目を終えた今季終了後、現役引退を決めた。「期待されて入団したが結果が出ず、正直悔しい」と振り返りながらも、「ケガのおかげで人間的に成長できた。新潟に来てよかった」と前を向いた。

「やり切った」と木原田崇俊 度重なるケガに泣くも「人間的に成長できた」と話す 続きを読む


【BCL】さらば新潟…①清水章夫監督「選手を温かい目で見守って」

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCで2年間、監督としてチームの指揮を執ってきた清水章夫監督(45)が年末で退任する。日本ハム、オリックスで先発や中継ぎとして活躍した元左腕。2010年に現役を引退した後は野球の現場から離れていたが、2019年に第8代の新潟アルビレックスBCの監督に就任。1年目の昨季は前期優勝マジックを点灯させながらも逆転で優勝を逃し、前期・後期ともに東地区2位。2年目の今季はコロナ禍で地区割りや試合数が変更される中で中地区グループCで2位となり、昨季に続いてプレーオフ進出を逃した。「初めての土地で2年間、野球が大好きな子たちと一緒に過ごすことができた。新潟に来てよかった」と振り返るとともに、退任にあたって「去りがたい」としみじみ。来季も新潟でプレーする選手たちへ、そして新潟県民にメッセージを残した。

2年間の新潟での監督生活を振り返る清水章夫監督 続きを読む


【2020春…新たなスタート③】東大入学の大越遥平さん 叔父に刺激受け「社会に貢献できる人に」

野球を通して、学んだことがある。その思いを胸に、この春、新たなスタートを切る新潟の<野球人>を3人紹介する。

3人目は新潟高校野球部OBの大越遥平さん(19)。この春、1年間の浪人の末に文系の最高峰である東京大学文科一類に合格した。新潟高校では3年間野球を続け、3年夏には背番号13を付けベンチ入り。4回戦で優勝候補の日本文理高校を破り、ベスト8入りしたチームを陰で支えた。「仲間と一緒に試行錯誤しながら前に進むことができた」と野球部時代を振り返る。叔父はNHKキャスターで、新潟高校と東大のエースとして活躍した大越健介さん。叔父に刺激を受け、同じ東大に入学した大越さんは「社会に貢献できる人になりたい」と誓っている。

今春、東大に入学した大越遥平さん(左)
報告を受けた恩師の新潟・後藤桂太監督も合格を喜んだ(3月中旬撮影) 続きを読む


【2020春…新たなスタート②】現場を離れる甲子園2度出場の指揮官 鈴木春樹さん

野球を通して、学んだことがある。その思いを胸に、この春、新たなスタートを切る新潟の<野球人>を3人紹介する。

2人目は柏崎高校、新潟県央工業高校の野球部監督として春夏計2度の甲子園出場を果たし、母校・長岡大手高校で6年間、野球部監督を務めてきた鈴木春樹さん(49歳)。4月から野球部のない八海高校で教頭となり、高校野球の現場から離れる。「打倒私立」を掲げ、闘志をむき出しにして強豪に立ち向かっていった指揮官は、いま何を思い、高校野球界にどんな言葉を残すのか。

4月から教頭となり、高校野球の現場を離れることが決まった鈴木春樹さん(長岡大手高校のグラウンドで) 続きを読む


【2020春…新たなスタート①】甲子園で本塁打放った星兼太さん「いつか地元に貢献を」 

野球を通して、学んだことがある。その思いを胸に、この春、新たなスタートを切る新潟の<野球人>を3人紹介する。

1人目は日本文理高校OBで、今春東洋大を卒業した星兼太さん(22歳・見附市出身)。高校時代は2年夏の甲子園で本塁打を放つなど、全国ベスト4進出に貢献する活躍を見せた。しかし東都の名門・東洋大に進学後は、試行錯誤の末に「自分の打撃を見失ってしまった」。リーグ戦出場は5試合にとどまった。野球からの引退を決意し、4月からは埼玉県にある一般企業に就職する。星さんは「野球を通していい思いも悔しい思いもし、たくさんの仲間に巡り合うことができた」と振り返り、「いつか地元の野球界に貢献できれば」と前を向く。

東洋大を卒業した星兼太さん 2月には地元・見附市でのイベントに姿を見せた
(撮影/武山智史)
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