【NPB】26、27日に三条パール金属スタジアムでウェスタン阪神×中日2連戦

三条野球祭り実行委員会では26、27日と三条パール金属スタジアムでウェスタンリーグ公式戦・阪神タイガースvs中日ドラゴンズの2連戦を開催する。ことしで7回目となるファーム公式戦開催となる。26日が12:30、27日が12:00の試合開始予定。

阪神には2年目の北條史也内野手や3年目の歳内宏明投手、4年目の一二三慎太外野手ら高校時代に甲子園を沸かせた若手選手の帯同が期待される。また中日は堂上剛裕外野手、堂上直倫内野手の兄弟などの出場が期待される。出場選手は当日発表される予定。

また試合前には阪神の選手2名によるサイン会(両日とも10時抽選権配布)、キャラクターとのふれあい会などイベントも予定されている。

(文/岡田浩人)


【中学軟式】県大会ベスト4が決まる

新潟県中体連の第61回新潟県中学校軟式野球大会(県大会)が25日開幕し、長岡市と見附市で、地区大会を勝ち上がった16校による1回戦と準々決勝がおこなわれた。ベスト4に勝ち上がったのは巻西中、直江津中、黒川中、吉田中の4校で、26日に準決勝と決勝がおこなわれる。上位3校が8月5~7日の日程で新潟市でおこなわれる北信越大会に出場する。また4位のチームは中部日本大会に出場する。


県大会準々決勝 黒川中×長岡大島中

◎1回戦の結果◎
巻西中1-0広神中(延長9回)
新津一中6-5新井中(延長8回)
本丸中3-2佐和田中(延長8回)
直江津中5-1長岡西中
長岡大島2-1小池中
黒川中1-0東北中(延長8回)
宮内中3-2柿崎中
吉田中1-0紫雲寺中

◎準々決勝の結果◎
巻西中6-3新津一中
直江津中2-0本丸中
黒川中7-2長岡大島中
吉田中6-0宮内中


黒川中3年①坂上隆弥投手

◎26日の試合◎
<準決勝>
巻西中×直江津中(9:30~悠久山)
黒川中×吉田中(9:30~越路河川公園)

<決勝> 12:30~悠久山
<3位決定戦> 12:30~越路河川公園

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】史上初 私立4校がベスト4進出 準々決勝4試合の結果

第96回全国高校野球選手権・新潟大会は24日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準々決勝4試合がおこなわれ、日本文理、北越、新潟明訓、関根学園の4校がベスト4進出を決めた。夏の新潟大会で私立高校がベスト4を占めるのは史上初。準決勝は26日(土)にハードオフ・エコスタジアムでおこなわれる。


13年ぶりのベスト4進出を決めた関根学園の選手たち

◎24日の準々決勝の結果◎
<ハードオフ・エコスタジアム>
①日本文理3ー2中越
文理201 000 000 |3
中越000 200 000 |2
→日本文理は2年連続ベスト4進出

日本文理のエース①飯塚悟史投手


中越のエース①星佳孝投手


1回表、日本文理が4番池田貴将選手の左越え二塁打で先制の2点を挙げる


1回表、左越え適時二塁打を放った日本文理の4番・池田貴将選手


3回表、日本文理が6番・荒木陵太選手の内野安打で追加点を挙げる


4回裏、中越は6番・小野育央選手の適時打で1点返す


4回裏、中越は1、3塁からバントヒットで2点目 生還した齋藤颯選手(左)


9回裏、中越の攻撃を見つめる星佳孝投手


試合終了後、言葉を交わし合う両チームの選手たち

◇日本文理・大井道夫監督の話◇
「中越の気迫を感じた。打撃はもう少し打ってもよいと思ったが、初回の先制点で行けると思ったのか打撃が雑になった。あと1本、初回に出ていれば。中盤から終盤にかけて重かった。もう少しボールの見定めをしっかりしないと。飯塚は失点した4回だけボールが甘くなってしまった。何とかあと2つ頑張って勝って甲子園でリベンジしたい」

◇日本文理・池田貴将主将の話◇
「去年は中越に4-0から追い付かれているので、リードしても油断はしなかった。先制点が大事だと考えていた。(初回の先制二塁打は)インハイのストレート。(星投手は)去年と違ってインコースを攻めてきて、スライダーもしっかり外ギリギリに投げてきて、いい投手だと感じた。あと2つ、とにかく勝てればいいので、勝ちにこだわってやっていきたい」

②北越6-1糸魚川
糸魚川000 001 000 |1
北 越200 000 13× |6
→北越は10年ぶりベスト4進出


糸魚川の先発投手①永野嵩裕投手


1回裏、北越が4番・山﨑嘉紀選手の適時二塁打で先制


6回表、糸魚川は4番・赤野直道選手の適時打で1点返す


7回表、北越は犠牲フライで1点追加 走者は服部智拓選手


糸魚川の2番手⑩吉田元太投手


8回裏、北越は3番・国松脩人選手の適時三塁打でダメ押し


1失点で完投した北越①山﨑嘉紀投手


2年ぶりのベスト4進出はならなかった糸魚川

◇北越・小島清監督の話◇
「1回に先制点を取ることができたのが大きかった。こちらの流れで試合を進めることができた。山﨑は低めを丁寧に投げてくれた。(準決勝の相手は日本文理だが)何とかもう1回対戦したかった相手。どのチームを見ても春から成長している。うちも春からの伸びしろを持って挑戦できたら。何とか喰らいついていきたい」

◇北越・山﨑嘉紀投手の話◇
「ピンチもあったが、野手のおかげで最少失点で抑えられた。しっかり低め、インコースを突くことができた。攻めることを意識して、バックを信じて強い気持ちで投げた。(準決勝の相手・日本文理には)秋春と2度負けている相手。3度負けないようにしたい。自分の持っている力を出して、どんどんバッターを攻めたい。逃げないことが大事」

③新潟明訓3-0新潟県央工
県央000 000 000 |0
明訓000 120 00× |3
→新潟明訓は2年ぶりベスト4進出

新潟明訓のエース①村山賢人投手


新潟県央工のエース①桑原涼投手


4回裏、新潟明訓は内野ゴロ失策の間に秋葉悠選手(左)が先制のホームを踏む


新潟県央工のスタンドは全校応援 選手に大きな声援を送った


新潟明訓の9番・伊藤拓将選手 バントヒットを含む2安打を放った


9回表、新潟県央工の3番・池田誉志輝選手が右前安打を放つ


新潟明訓は2年ぶりのベスト4進出

◇新潟明訓・本間健治郎監督の話◇
「(村山は)先頭をしっかり抑えてくれた。前の試合終わってから感じていた違和感を修正してくれた。いい投球だった。(2安打の伊藤は)9番だが今大会通じて強い選手になってくれた。9番で機能している。(目の前で日本文理が勝ったのも)選手にとって大きかったと思う。自分たちの野球、こうやってしっかり打たせて取って、ワンチャンスをものにするんだと。次の試合も全力で戦う」

◇新潟明訓・村山賢人投手の話◇
「去年はここ(準々決勝)で負けてしまったので、勝ちたいという気持ちは強かった。今日はテンポよく投げることを心がけたが、四球があったので次はボールを減らせるようにしたい。スライダーが良くなってきたので調子は上がってきている。県央さんが全力で自分に向かってきたので、それに応えるように自分も投げた。あと2つ、一戦必勝でやるだけ。チームの士気も高まっているのでそれに乗って、甲子園を目指して全力で投げたい」

④関根学園3-0帝京長岡
関根000 002 010 |3
帝京000 000 000 |0
→関根学園は13年ぶりベスト4進出

関根学園⑩樋口甲星投手 帝京長岡打線を完封した


帝京長岡のエース①持田祥投手 2日続けて完投した


6回表、関根学園は走者3塁から4番・土田拓朗選手の内野ゴロ失策の間に先制


先制ホームを踏む関根学園・小山謙太郎選手


「帝京長岡高等学校」の広告看板の上で応援する帝京長岡の生徒たち


ベスト4進出を決め喜ぶ関根学園の選手



関根学園の安川斉監督(中央)


帝京長岡の選手たち 惜しくもベスト4進出はならなかった

◇関根学園・安川斉監督の話◇
「(完封した樋口投手は)3回戦の加茂戦で先発させたが初回に5失点して、本人は落ち込んでいた部分があったが、3年間ひたむきに努力して練習してきた選手。樋口にかけようと思った。継投を考えていたが、まさかという感じ。でも努力の賜物。攻撃は8回のダメ押しが大きかった。(13年ぶりのベスト4で)周りに言われてああ、そうかと。もう忘れてました(笑)。(逆転勝ちで勝ち上がってきたチームで)もうダメという試合をモノにしてきた開き直りがチームにはある」

◇関根学園・樋口甲星投手の話◇
「最後まで投げ切れて完封できて良かった。疲れは感じなかった。加茂戦はチームに迷惑をかけた。仲間に助けてもらったので今度は自分が助けないといけないと思って、向かっていった結果。内野ゴロ中心に打たせていこうと思った。(名前の由来は)甲子園の星になってほしいという父の願い。(準決勝は)きょうのように低めに集めて打たせて取りたい」

◎26日の準決勝◎
①日本文理(10:00)北越
②関根学園(13:00)新潟明訓

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】帝京長岡、関根学園が4回戦突破 ベスト8が出そろう

第96回全国高校野球選手権・新潟大会は23日、悠久山で4回戦2試合がおこなわれ、帝京長岡と関根学園が勝ち、ベスト8進出を決めた。24日は準々決勝4試合がハードオフ・エコスタジアムでおこなわれる。

上越×帝京長岡 7回裏、帝京長岡が三ゴロ失策で2点勝ち越し

◎23日の4回戦の試合結果◎
<悠久山>
帝京長岡5-1上越
上越100 000 000 |1
帝京000 010 40× |5

②関根学園10-9三条
関根201 040 120 |10
三条010 051 020 |9

◎帝京長岡5-1上越◎

帝京長岡①持田祥投手


1回表、上越は相手失策の間に前川恒選手が先制のホームを踏む


上越①飯塚亜希彦投手


5回裏、帝京長岡は2死2塁から7番・早川朋宏選手の適時打で同点に追い付く


試合終了の瞬間の帝京長岡①持田投手(右)

◇帝京長岡・中島茂雄監督の話◇
「上越は1、2年生のチームで勢いがあるし思い切ってくる。1回にミスで点を取られ、嫌な雰囲気になった。持田を中心によくやってくれた。持田は持ち味の打たせて取る投球ができた。ピンチでも間を空けて、リラックスする意識でやってくれた。最後は(連続四球で)へばったかな。夏のベスト8は4回目で2008年以来。エコスタにうちの学校の広告看板があるのに、まだ夏に試合をやったことがなくて何とかエコスタに行きたいと思っていた。(あす準々決勝だが疲れは?)ここまで来たらそんなこと言っていられない。一戦一戦やってきて次も1つ勝てるようにしたい」

◇帝京長岡・持田祥投手の話◇
「初回の失点は1年生の失策だったので、ここを凌いで我慢すれば仲間が打ってくれると思っていた。最終回は右ふくらはぎがつってしまい、最後は気持ちだった。エコスタには絶対に行こうと思っていた。連投は慣れているので大丈夫。ここからどんどん勝ち上がっていきたい」

◎関根学園10-9三条◎

1回表、関根学園3番・小山謙太郎選手が左越え2点本塁打を放ち先制


三条の先発①小杉悠太投手


関根学園の先発①中村光希投手


2回裏、三条が3安打から満塁とし押し出し四球で小杉選手がホームイン


5回表、関根学園が6番・滝澤拓人選手の適時打で追加点 この回4得点で突き放す


5回裏、三条は満塁から7番・坂井俊輔選手が右中間走者一掃二塁打など5得点


6回裏、三条は1死1、3塁から6番・田中裕之選手の遊ゴロの間に同点に追い付く


7回表、関根学園は1死2塁から8番・斉藤航選手の左線二塁打で1点勝ち越し


打撃戦を制し関根学園がベスト8進出を決めた

◇関根学園・安川斉監督の話◇
「(点差が開いても)セーフティーリードはない、最後までどうなるかわからない、絶対に抜くなと選手に言い続けた。前回(加茂戦で)やられたという気持ちがこういうゲームに繋がった。3人の継投というのは伝えていた。きょうで(2回戦の糸魚川白嶺戦、3回戦の加茂戦と併せ)3度死んでいる。準々決勝はせっかくの場所なので伸び伸びとプレーさせたい」

◇関根学園・小山謙太郎選手の話◇
「(本塁打を含む4打数4安打2打点)相手の投手がいい投手だと言われていて、直球を打てて良かった。(本塁打は)外の高めの直球で手応えがあった。(4打数4安打は)そこまで上手くいくと思っていなかった。注目されている投手から点を取れて良かった。事前の準備が良かったんだと思う。(ベスト8進出で)エコスタを目指してきた。この流れに乗って勝ち進みたい」

◇三条・勝雅史監督の話◇
「途中から開き直れたが・・・。小杉はブルペンでは伸びがあったが、マウンドでは丁寧にいこうという感じであまりスピードを感じなかった。(5回にわたる投手交代は)平原が調子が良くて、小杉が抑えられる感じがしなかったので・・・ただ平原もブルペンほど良くなかった。相手の打線が上回っていた。5回までに7点を取られるとは思っていなかった。(6点差を追いついたが)追い越したかった。選手はよくやってくれた」

◎24日の準々決勝の予定◎
<ハードオフ・エコスタジアム>
①日本文理(8:30)中越
②北越(11:00)糸魚川
③新潟県央工(13:30)新潟明訓
④帝京長岡(16:00)関根学園

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】4回戦4試合 糸魚川、北越、新潟明訓、県央工がベスト8へ

第96回全国高校野球選手権・新潟大会は22日、4回戦4試合が2球場でおこなわれ、糸魚川、北越、新潟明訓、県央工の4校がベスト8進出を決めた。23日は悠久山で4回戦2試合が予定されている。ベスト8が激突する準々決勝は24日にハードオフ・エコスタジアムでおこなわれる。


悠久山
① 新潟明訓⑪漆原大晟投手 6回12奪三振の好投を見せた

◎22日の4回戦の結果◎
<鳥屋野>
①糸魚川1-0新潟商
糸魚川010 000 000 |1
新潟商000 000 000 |0

②北越6-1新発田中央
北越300 100 002 |6
中央000 010 000 |1

<悠久山>
①新潟明訓9-1豊栄(7回コールド)
豊栄000 000 1 |1
明訓070 200 × |9

②新潟県央工5-4長岡大手
大手010 201 000 |4
県央103 100 00× |5

◎鳥屋野① 糸魚川1-0新潟商◎

糸魚川①永野高裕投手


新潟商①佐藤睦投手

◇糸魚川・牛木晃一監督の話◇
1-0というのはうちの本来のゲームではない、今日は守り抜いた試合だった。もう少し序盤で打っていればもっと楽に勝てたかもしれないが、今日の試合は上出来。7回終わったころ、ストレートが浮いてので、永野が打たれたら吉田に代えようと話していた。ピンチを併殺でしっかり抑えてくれた。ファーストストライク、ファーストアウトを絶対に取ろうと永野、吉田に徹底して言ってきた。そこを怯まずに強気にストライクを取りにいっているのが大きい。何がなんでもエコスタに行きたい、という気持ちが強かった。攻めた守りができた。白嶺、海洋高校の分もという気持ちがある。春4回戦では北越に負けているので、もう一つ越えたい」

◇糸魚川・永野高裕投手の話◇
今日は内野手がヒット性のあたりもうまくさばいてくれて、自分のリズムで投げることができた。コースに投げ分けて、打たせて取ることができた。2番手に吉田投手がいるので、思いっきり投げることができる。みんなでエコスタに行くと決めて今まで練習してきた。私学は打撃が強い、甘い球を投げたらすぐ打たれると思うので、コーナーをついてしっかり投げたい」

◎鳥屋野② 北越6-1新発田中央◎

北越①山﨑嘉紀投手


新発田中央①相澤直人投手

◇北越・小島清監督の話◇
先発の山﨑は初回に一生懸命走って、真っ赤な顔でマウンドに上がった。軸足がつったみたいな感じで投げていて、狙ったところにボールがいっていなかった。後半は捕手の津野がうまく引き出してくれて、よく持ちこたえてくれた。新発田中央の相澤くんはタイミングを外すのが上手いピッチャーで警戒したが、こちらが先制できたことで有利に試合を進めることができた。(24日のエコスタに向けて)上位のチームは簡単に走らせてくれないので、バントの精度を上げられるようしっかりやっていきたい」

◇北越・山﨑嘉紀投手の話◇
「初回の走りで足がつってしまい制球が定まらなかった。その中でも野手がしっかり守ってくれた。自分のミスで点数を取られてしまったので、次の試合はそのようなことがないようにしたい。打撃も主軸を打っているにもかかわらず、初回のヒットだけだったので、もっとチームに貢献できるようにしたい。相手がどこであろうとチーム一丸となって勝ちにいく」

◎悠久山① 新潟明訓9-1豊栄◎

豊栄の先発⑨高橋楓雅投手


2回裏、新潟明訓の3番・本多凜太郎選手の中前適時打で2点追加


豊栄の2番手①曾田祐己投手


5番サードで起用された新潟明訓1年・秋葉悠選手 4打数2安打1打点の活躍

◇新潟明訓・本間健治郎監督の話◇
「何もない。7点取ったまではいいが・・・打線が上向かない。(初先発の)秋葉は十分。漆原はそこそこの出来だった。変化球がもう少し。(2番手で1失点の)渡邉直がああいう場面で出ていってあれではどうにもならない。それを主将が足を引っ張っているようでは・・・。野球になっていない。(準々決勝へは)やれることを全部やります」

◇新潟明訓・秋葉悠選手の話◇
「先発はアップ前に言われた。しっかりできるかなと思ったが、先輩に声をかけてもらい緊張がほぐれた。積極的にと思っていたので2打席目で結果が出てほっとした。(父親が明訓出身で)父の影響もあるが、明訓がやっているような野球がやりたいと思って進学した。セールスポイントは思い切りのいい打撃。甲子園に行きたい。そのためにできることをやりたい。力になれるよう頑張りたい」

◎悠久山② 新潟県央工5-4長岡大手◎

新潟県央工の先発⑪石橋健哉選手


長岡大手の先発⑩五十嵐征夫投手


1回裏、新潟県央工が3番池田誉志輝選手のスクイズで八木拳我選手が生還


指示を出す長岡大手・鈴木春樹監督(左) 4回戦は前任校との戦いとなった


3回裏、新潟県央工が2番・中村俊介の左越え二塁打で1点追加


新潟県央工の2番手①桑原涼投手


長岡大手の3番手①古川真斗投手


6回表、長岡大手は1、3塁から牽制悪送球で1点差に追い上げる


校歌を歌う新潟県央工の選手たち

◇新潟県央工・井口哲朗監督の話◇
「(鈴木前監督に)春以降、成長した姿を見せられたらと選手たちに言っていた。選手たちがよくやった。(4失策は)試合前からミスは出ると言っていたのでミスが出た後しっかりやろうと話していた。(準々決勝の相手の新潟明訓は)強いチーム。うちの選手たちも一戦一戦成長している。逃げずに臆せず勇気を持って戦おうという気持ち」

◇新潟県央工・渡辺貴之主将の話◇
「夏の大会の怖さを感じた。もっと攻めていかないと。相手の勝ちたい気持ちが伝わってきた。特に鈴木先生なのでそれが大きかった。後手に回って、勝っているけど今までと違うプレッシャーを感じた。勝てて良かった。ミスも次にいかすためのものとしたい。(明訓戦は)この経験をいかして当たりたい」

◆長岡大手・鈴木春樹監督の話◆
「前半の失点が大きかった。こちらはチャンスであと1本が出なかった。(県央の選手は)思い切ってバットを振ってくるなと思った。古川は5月末からの急造投手でよく投げてくれた。3年生は(自分の考えを)よく吸収しようとしてくれた。目の色を変えて野球をやってくれた。また1年を通して日常生活から野球に取り組みたい」

◎23日の4回戦の試合予定◎
<悠久山>
①上越(10:00)帝京長岡
②三条(12:30)関根学園

(取材・撮影・文/岡田浩人)