【高校野球】日本文理 追い上げ及ばず 敦賀気比に惜敗 全国高校野球選手権

阪神甲子園球場で開催されている「第103回全国高校野球選手権大会」は20日、2回戦など4試合が行われ、新潟代表の日本文理が6対8で福井代表の敦賀気比に惜敗した。日本文理は新潟県勢として2017年以来4年ぶりとなる初戦突破はならなかった。

◎20日の2回戦の試合結果◎
<甲子園>
日本文理6-8敦賀気比

(バッテリー)
気比:本田克、吉崎空、本田克-長尾朝陽
文理:田中晴也、村越仁士克-竹野聖智
(二塁打)
気比:沼田航(2回)、大島正樹(4回)、上加世田頼希(8回)
(本塁打)
文理:玉木聖大(4回・2ラン) 続きを読む


【高校野球】日本文理 甲子園ベンチ入りメンバー紹介(背番号1~9)

「第103回全国高校野球選手権大会」に新潟代表として2年ぶり11回目の出場を果たした日本文理高校のベンチ入りメンバー18人と記録員のマネージャーを2回に分けて紹介する。

※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打


①田中晴也(たなか・はるや)2年 投手
長岡南中 185センチ 82キロ 右投げ左打ち

2年生ながら投打の柱として新潟大会で躍動した。投手としては決勝戦の9回に最速144キロの直球を投げ込み、三番打者としては準決勝で試合を決定づける2本塁打を放った。「チームの中心として活躍できるよう練習してきた」と自覚も十分である。中3の夏に北信越大会に出場し、秋には新潟県選抜のエースとして全国ベスト4に進んだ経験を持つ。2014年夏のベスト4進出の立役者・飯塚悟史投手(現DeNA)に憧れ、「甲子園で勝ちたいと思い日本文理を選んだ」と話す。今春の関根学園戦で4点差を守り切れず逆転負けを喫したが、「夏に勝ち抜くため、あの悔しい経験をいかそうと思った。あの負けが今の自分に繋がっている」と自らの成長の糧とした。まだまだ発展途上の、新潟の“シン・怪物”。甲子園に向けて「もう一段階レベルアップしたい。気持ちで負けないようにしたい」と意気込む。 続きを読む


【高校野球】日本文理 甲子園ベンチ入りメンバー紹介(背番号10~18、記録員)

「第103回全国高校野球選手権大会」に新潟代表として2年ぶり11回目の出場を果たした日本文理高校のベンチ入りメンバー18人と記録員のマネージャーを2回に分けて紹介する。

※太字は名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打


⑩村越仁士克(むらこし・にしか)2年 投手
 燕吉田中 177センチ 82キロ 右投げ右打ち

新潟大会の準決勝・新潟明訓戦で先発し、6回2失点と好投。決勝に弾みをつけるとともに、同じ2年生のエース田中を万全の状態で送り出す役割を果たした。直球の最速は130キロ台前半だが、スライダーを中心に変化球で凡打の山を築く。捕手の竹野とは3歳からの幼なじみ。ずっとバッテリーを組み、中学時代は県大会で優勝した。大きな期待をかけられ入学したが、今春は練習試合で打ち込まれるなど調子が上がらなかった。「田中を1人にしたくなかった。田中のような球速は出ないが、変化球の低めの制球を意識して投げ込んだ」と努力を重ね、今夏の安定感に繋がった。「甲子園でもチームを勝利に導く投球を」と力を込める。 続きを読む