【ルートインBCL】新潟が快勝 8月は大きく勝ち越し首位固め

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは31日、新発田市五十公野球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦。4番・デニングの1本塁打4打点の活躍で7-1で快勝した。間曽が完投で11勝目。これで新潟は8月を10勝2敗3分と大きく勝ち越し、後期・上信越地区の首位を固める形となった。2位信濃が勝ったためゲーム差は2ゲーム差で変わらず。新潟の次戦は1日(月)18:00から三条パールスタジアムで福井と対戦する。

◎31日の試合結果◎
群馬 000 100 000 =1
新潟 400 000 30× =7
(バッテリー)
群馬:●樫尾(1勝3敗1S)-廣神
新潟:○間曽(11勝4敗)-平野
(本塁打)
群馬:井野口16号ソロ(4回・間曽)
新潟:デニング11号2ラン(1回・樫尾)


1回裏、新潟・デニング選手(右)が右越えに2点本塁打を放つ


被安打6、1失点で完投した新潟・間曽晃平投手

◇新潟・ギャオス内藤監督の話◇
「間曽は完投したいとの本人の申し出があったので9回も行かせた。打線の援護で4点を取って主導権を握ることができた。(8月好調の要因は)打線で稲葉、足立、平野、青木と好調な選手が増えたこと、それから中継ぎ陣が頑張って継投が上手くいって、投打のバランスがよかった。連戦になっても投手陣のローテーションに入る数が新潟は多い。自信を持って投げさせている。(9月も)一戦一戦しっかり戦っていきたい」

◇新潟・間曽晃平投手の話◇
「(自己最多の11勝目で)あんまり気にしていないが、勝てればいいなとは思っている。本当は寺田(2013年の15勝)を超える予定でいたが、勝ち星はいろいろな巡り合わせがあるので。もっと勝ち星を伸ばせるよう頑張りたい。きょうは制球も直球もよかった。完投することでチームにもっと勢いがつくのではと思って、志願してわがままを言わせてもらった。志願した以上しっかり抑えようと思った。きょうはいい形で勝てれば勢いがつくと感じていた。後ろを休ませるために完投したいと思っていた。きょうはキーポイントの日だと思っていたので、いい形で勝つことができてよかった」

(取材・撮影・文/岡田浩人)