【高校野球】日本文理 大井道夫監督、小太刀緒飛投手の試合後コメント

<日本文理・大井道夫監督の話>

「開口一番?言うことないわ・・・。追い上げられたというか、俺のミス。あのまま大谷内に投げさせておけばよかったかな。結果論だけどね。飯塚に『できてるのか?』って聞いたら、『できてる』っていうから投げさせたら、ストライクが入らないんだもん、リリーフは向かないのかもしれないな。小太刀は抑えたというか、ラッキーだった。今日の試合は負けた試合を拾った。次の試合は相手のピッチャーを打つだけ。ウチのピッチャーは3点取られるから5点取らないと。小黒は4番の働きをしている。白石も当たってきた。飯塚は練習の時のバッティングができていない。フリーバッティングはガンガン打つんだけどね。打つ方は良くなっている、後はピッチャーだけ」

<日本文理・小太刀緒飛投手の話>

「正直意外な展開で、慌てた部分もあったんですけど、やってやろうという気持ちの方が強くて、1点は取られたけど慌てることなく投げることができた。後ろに自分しかいなかったので、あーだこーだ言ってる場合じゃあない、やってやろうと、バックを信じて投げました。流れは向こう、中越にいっていたんですけどそれでもまだ押され切れてない、若干流れが文理にあったのでいつかはチャンスがくると思っていた。次の試合、攻める気持ちをしっかり持って臨みたい。この試合を拾えたのは大きい。バタバタした展開だったが、自分では粘れたと思うし、チームが負けなかったことが良かった。これからの試合も全員野球でがんばりたい」


【高校野球】巻 清水一弥監督、佐藤悠人投手の試合後コメント

<巻・清水一弥監督の話>

「毎回そうですけど、子どもたちには苦しい試合になるぞ、と言っている通りになった。今日の新発田中央さんの気持ちが凄く入っていて苦しい試合になった。ウチは本当に打てない。今日は2試合分打った感じ(笑)。大きいのではなく、繋ごうという意識が点数に結びついた。去年、エコスタで準決勝を戦わせてもらったのに、自分たちの野球ができずにあっけなく終わってしまった。今年はしっかりやってきたことをやろうとしている。佐藤、丸山を中心に去年の経験、悔しさがあり、やってやろうという気持ちになっている。ウチは守って守って最後まで耐えるというスタイルをどことやっても続けるだけ。佐藤にも我慢強く投げなさい、と言っている。初戦からエラーもあったがキャッチャー川畔もよく守っている。今までちょっとしたことで気持ちが切れたり、油断することが多かった。その失敗を重ねてきて、自分たちの野球を変わらずやろうということに集中している」

<巻・佐藤悠人投手の話>

「勝利の瞬間、率直に嬉しい気持ちだけだった。自分はいっぱいランナーを出すが、そのランナーを返さないということを心がけている。今日もそのピッチングができた。早い段階で味方が点数を取ってくれたので気持ち的にも楽になり、自分のペースで投げることができた。自分は全力で投げるだけ、仲間のみんなが打って点を取ってくれる。この夏は絶対相手に気持ちで負けないピッチングを心がけている。次の対戦相手が中越か日本文理だが、どちらにしても、個々の能力が高いチームなので全員野球でぶつかっていきたい」


【高校野球】準々決勝第4試合 日本文理×中越

◆先発オーダー◆
<先攻・中越>
①須田龍天 遊
②竹内竜太郎 二
③細貝光 中
④本田佳史 一
⑤渡辺有哉 左
⑥反町充宏 三
⑦坂井真二 右
⑧林駿一 投
⑨駒形晃 捕

<後攻・日本文理>
①星兼太 中
②渡辺龍平 左
③飯塚悟史 一
④小黒一輝 右
⑤渡辺大雅 二
⑥白石貴誉 遊
⑦大谷内睦規 投
⑧鎌倉航 捕
⑨池田貴将 三


【高校野球】新潟工 三田克則監督、増子遼投手の試合後コメント

<新潟工・三田克則監督の話>

「相手がいいピッチャーだというのは最初からわかっていたので、序盤慣れるまで打てないというのは想像がついていた。6回くらいから球を捉えることができるようになった。慣れてきて、ストレートに合ってきて結果的にエラーが付いたが、ヒット性のあたりも出ていた。前半膝もとの変化球に手を出していた、怖がらず、ランナーもノーサインでいっていたので、積極的に動けていたことは評価したい。ピッチャー増子は球威がないので、タイミングをずらすしかないよとずっと言ってきた。いつもあんな感じで、なかなかいないタイプ、昭和のピッチャー(笑)。他校のピッチャーは130キロ後半を出しているが、増子のようなピッチャーがいてもいいかなと思う。ただ守りをしっかりしないといけない。練習試合でも守りで破綻することはなくきたので、そんなに心配しないで大会に入ったが、今大会はエラーが多い。あまり言うと気にしすぎると悪いから言わないけれど、打てないのは問題だよ。と言っている。次戦の桜は何枚もピッチャーがいてかなり強敵、うちはチャレンジャー、思い切ってぶつかっていく」

<新潟工・増子遼投手の話>

「初回は緊張から力んでしまった。接戦で勝つ試合が続いているが、我慢強さは誰にも負けない。2年生からエースとして投げさせてもらい何度も修羅場を乗り越えてきた。今大会も平常心で、気持ちも切れることなく投げることができている。準決勝を目指してやってきたわけではない、甲子園にいくことが目標。キャッチャーの1年生の江口は配球、肩の強さと頼もしい存在になってきた。この試合でも弱気になった時があったが、江口が『増子さん、強い気持ちでいきますよ』と声をかけてくれた。次の村上桜ヶ丘戦では、自分らしさを出してバッターのタイミングをずらしたり、変化球を使い分けて丁寧に投げていく」


【高校野球】準々決勝第3試合 巻×新発田中央

◆先発オーダー◆
<先攻・新発田中央>
①石田蓮 中
②本間莞汰 遊
③相馬亮太 捕
④萩原拓実 三
⑤斎藤武範 右
⑥高橋慶多 左
⑦渡辺圭祐 投
⑧長井翔吾 一
⑨桐生弘貴 二

<後攻・巻>
①丸山煕 二
②山保海 遊
③安尻善晴 一
④長谷川優太 中
⑤川畔涼 捕
⑥笹川隆二 右
⑦泉田啓彰 左
⑧佐藤悠人 投
⑨澤野勇生 三