【高校野球】「3年生は野球の素晴らしさを伝える存在に」「秋季県大会は実施の方向」 新潟県高野連・中原専務理事に聞く

高校野球の独自大会である「新潟県高校夏季野球大会」と「新潟県高校軟式夏季野球大会」が8月6日までに閉幕した。新型コロナウイルスの感染拡大で甲子園大会など全国大会が中止となったことを受けて開催された初めての独自大会で、主催した新潟県高野連は部員や保護者を除いた無観客試合を実施し、感染防止策を講じながらの大会運営となった。

新潟県高野連の中原丈二専務理事がこのほど新潟野球ドットコムの取材に応じ、夏季大会について「県教育委員会をはじめ、選手、学校、保護者など多くの関係者の協力で大会を無事に終えることができた」と振り返り、「新しい運営の仕方の経験ができた」と感染症対策を含めた運営のあり方を今後にいかす考えを示した。また9月6日開幕予定の秋季県大会について「実施する方向」とし、観客については「有観客にするかどうかを含め検討している」と述べた。

新潟野球ドットコムの取材に応える新潟県高野連・中原丈二専務理事 続きを読む


【高校野球】加茂暁星・荒木がプロ志望届を提出

日本高野連は17日、ホームページ上で公表しているプロ志望届提出者を更新し、加茂暁星高校3年の荒木友斗選手(17)が新たにプロ志望届を提出したことを発表した。今年、新潟県の高校生でプロ志望届を出したのは荒木選手が初めて。

プロ志望届を提出した加茂暁星・荒木友斗(3年) 続きを読む


【高校野球・中学硬式】新潟北シニア出身の曽我が躍動 後輩も声援 甲子園交流試合出場の桐生第一

甲子園球場で開催中の「甲子園交流試合」で16日、中学硬式野球の新潟北シニア出身の曽我一瑳選手(高志中等教育学校)が群馬・桐生第一高の二番打者・中堅手として先発出場した。兵庫・明石商高と対戦して2対3で惜敗したが、プロ注目の中森俊介投手を相手に4打数2安打あ盗塁の成績を残し、聖地で躍動した。

新潟北シニアから誕生した初の甲子園出場選手で、新潟市内では後輩や元チームメイトたちが声援を送り、活躍を見守った。

インターネット中継で曽我一瑳選手のプレーを見守る新潟北シニアの選手たち 続きを読む


【高校野球】中越が2年ぶり夏の優勝 夏季大会・決勝

新潟県高野連主催の独自大会「新潟県高校夏季野球大会」は6日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝戦が行われ、中越が9対3で日本文理をくだして優勝した。夏の大会で中越が優勝するのは、2018年の第100回全国高校野球選手権新潟大会以来2年ぶり。

3点を追う中越は4回、スクイズで同点に追いつくと、酒井龍聖(3年)の走者一掃適時三塁打で逆転。投げてはエースの佐藤旦有夢(3年)がこの日の最速144キロの直球と鋭い変化球を武器に、4回以降は日本文理打線を0に抑えた。

2年ぶりに夏を制した中越 続きを読む


【高校野球】決勝は日本文理×中越 夏季大会・準決勝

新潟県高野連主催の独自大会「新潟県高校夏季野球大会」は4日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準決勝2試合が行われ、日本文理と中越が決勝戦に進んだ。日本文理は2回に先制、3回には2本の適時打などで3点を加え、公立で唯一勝ち残った村上桜ヶ丘を振り切った。中越は初回に2本塁打で5点を先行し、初のベスト4進出で勢いに乗る上越にコールド勝ちした。5日は休養日で、決勝戦は6日の10時から、同スタジアムで行われる。

準決勝①日本文理6-2村上桜ヶ丘
7回裏、日本文理が大矢怜(3年)の右線2点適時三塁打で6-2とリードを広げる


準決勝②中越7-0上越
1回裏、中越は主将・廣瀬航大(3年)の右越え2ランで先制 続きを読む