【高校野球】新発田農が競り勝つ 新潟南はコールド勝ち 雨で1試合が継続試合に 秋季県大会1回戦

来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第153回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」は12日、4球場で1回戦12試合が行われ、そのうち柏崎市佐藤池球場の長岡工と糸魚川の試合が雨のため継続試合となった。

新発田市五十公野球場の第1試合は新発田農が中盤に新潟商を逆転し2回戦に進んだ。加茂暁星と新潟工はコールド勝ち。三条パール金属スタジアムでは日本文理と新潟南がコールド発進したほか、開志学園が粘る五泉を中盤以降突き放した。長岡市悠久山球場では長岡向陵が1点差で十総・塩沢を振り切ったほか、長岡大手と上越総合技術がコールド勝ちで2回戦進出を決めた。柏崎市佐藤池球場では高田北城と上越総合技術がコールド勝ち。第3試合の長岡工と糸魚川は雷雨のため6回裏途中から継続試合となった。13日は4球場で継続試合を含む1回戦12試合が行われる予定。

三条パール②新潟南9-2佐渡総合/4回裏、新潟南は新潟南は無死満塁から堀之内想(2年)の投強襲適時内野安打で1点を勝ち越し3-2に。堀之内は3安打2打点の活躍 続きを読む


【高校野球】新潟第一が逆転勝ち 新チームのスタート 来春選抜への第一歩 秋季県大会が開幕

来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第153回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」は11日に開幕し、初日は3球場で1回戦6試合が行われた。県大会の上位3チームが10月に富山県で開催される北信越大会に出場する。

新発田市五十公野球場では新潟西と加茂がコールド勝ち。三条パール金属スタジアムの第1試合では新潟第一が終盤に逆転勝ち。第2試合では新潟明訓がコールド勝ちした。柏崎市佐藤池球場の第1試合では六日町のエース・岡崎來が1安打完封の好投で上越をくだした。第2試合は新潟県央工がコールド勝ちした。12日は4球場で1回戦12試合が行われる予定。

三条パール①新潟第一5-3万代/同点で迎えた8回裏、新潟第一は2死1、2塁から主将・齋藤寛太(2年)の右前適時打で1点を勝ち越し、4-3に 続きを読む


【高校野球】中越が初戦敗退 関東一に逆転負け 選手権2回戦

第107回全国高校野球選手権大会は13日、阪神甲子園球場で2回戦が行われ、新潟代表の中越は東東京代表の関東一に1対6で逆転負けし、初戦突破はならなかった。

7年ぶり12回目の甲子園出場を果たした中越ナイン(7月26日撮影)…甲子園で31年ぶりの初戦突破を目指したが、関東一に1対6で敗れた
続きを読む


【高校野球】中越の甲子園ベンチ入りメンバー紹介(背番号10~20と記録員)

「第107回全国高校野球選手権大会」に新潟代表として7年ぶり12回目の出場を果たした中越高校のベンチ入りメンバー20人と記録員を2回に分けて紹介する。

※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打


⑩石山愛輝(いしやま・よしき)・3年・投手
新潟市立巻東中(新潟北シニア)・180cm・78kg・右投げ右打ち

新潟大会では最速148㌔の直球と鋭く曲がるスライダーで三振の山を築いた。特に準決勝の関根学園戦では二番手として4回から登板し、6回を投げて10奪三振、無失点と快投をみせた。一方で決勝の新潟産大附戦では先発するも初回に2失点し降板。「仲間が点を取ってくれてありがたかった。優勝した瞬間、その気持ちがあふれて、なかなかマウンドの輪に行けなかった」と振り返る。雨木とは中学時代からのチームメイトでライバル。昨秋はエースとして北信越大会に出場し、敗れたものの1回戦で毎回の13奪三振をマークした。しかし今春フォームを崩し、県大会では登板なし。フォームを一から見直し、夏の直前にようやく復活した。「たくさんの人の助言のおかげ。気持ちで負けないよう、甲子園ではしっかり投げたい」と31年ぶりの勝利へ、全力で腕を振る。 続きを読む


【高校野球】中越の甲子園ベンチ入りメンバー紹介(背番号1~9)

「第107回全国高校野球選手権大会」に新潟代表として7年ぶり12回目の出場を果たした中越高校のベンチ入りメンバー20人と記録員を2回に分けて紹介する。

※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打


①雨木天空(あまき・そら)・3年・投手
新潟市立巻東中(新潟北シニア)・178cm・80kg・左投げ左打ち

左腕から投げ込む140㌔の直球と大きく曲がるカーブ、鋭いスライダーで打者をねじ伏せる。今春県大会での優勝、そして北信越大会で敦賀気比の強力打線を抑え込んだことで自信をつけた。夏の新潟大会では「調子がよくない中でも抑えることができた」と投球の幅が広がった。父親の影響で小学1年生から野球を始め、中学の途中で軟式から硬式に転向。石山とは中学時代からのチームメイトでライバルだった。「甲子園に行きたいという夢があったが、(石山)愛輝と叶えることができてよかった」と喜ぶ。「ただガムシャラにやるのではなく、しっかりとした理論を学んで成長できた」と自身を分析。甲子園では「相手もレベルが上がる。自分の投球を崩さず、新潟大会と同じように淡々とアウトを積み重ねていきたい」と冷静な投球を心がける。 続きを読む