【大学野球】新潟医療福祉大が2部優勝決定プレーオフへ

関甲新学生野球連盟は23日、南魚沼市のベーマガスタジアム(大原運動公園野球場)で春季リーグ戦の2部最終戦をおこない、新潟医療福祉大が3対2で埼玉大に逆転勝ちした。この結果、作新学院大、松本大、新潟医療福祉大の3チームが7勝3敗でリーグ戦を終え、三つどもえによる2部優勝決定プレーオフがおこなわれることになった。

同日おこなわれたプレーオフの第1試合では作新学院大が11対3で松本大に勝利した。新潟医療福祉大は24日に栃木・白鷗大野球場で2部優勝をかけ松本大、作新学院大と2試合を戦う。9回表、新潟医療福祉大・坂巻智大選手(上田西)の中前適時打で逆転に成功 続きを読む


【大学野球】プレーオフ進出かけ23日に埼玉大と対戦 新潟医療福祉大

関甲新学生野球連盟2部に所属する新潟医療福祉大は23日(土)10時から南魚沼市のベーマガスタジアム(大原運動公園野球場)で、春季リーグ戦最終戦として埼玉大と戦う。既に作新学院大と松本大が7勝3敗でリーグ戦を終えていて、6勝3敗の新潟医療福祉大は23日の最終戦に勝てば、3チームによるプレーオフに進出できる。

2部プレーオフ進出をかけ埼玉大との最終戦に挑む新潟医療福祉大

新潟医療福祉大が23日の埼玉大戦で勝利した場合、作新学院大、松本大との3チームによるプレーオフとなる。23日には既に作新学院大と松本大によるプレーオフが予定されていて、新潟医療福祉大がプレーオフに進出した場合のみ、24日10時から新潟医療福祉大対松本大、12時30分から新潟医療福祉大対作新学院大、のプレーオフ2試合が栃木・白鷗大でおこなわれる。2部優勝したチームは1部最下位の常磐大と入れ替え戦に臨む。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【NPB・BCL】新潟のデニングがヤクルトと入団合意

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは22日、所属するミッチェル・デニング選手(26)が東京ヤクルトスワローズに移籍・入団することで基本合意したと発表した。


ヤクルトに入団することで基本合意したデニング選手

オーストラリア出身のデニング選手はWBCオーストラリア代表などを経て、2013年に新潟入り。中軸を任され、入団1年目の2013年に打率.370で首位打者に輝いた。昨季は全72試合に出場し打率.321で12本塁打を放った。

ヤクルトは主砲のバレンティン選手が手術のため戦列を離れていて、外国人選手の補強のため調査を続けていた。そんな中で新潟のデニング選手の獲得に動き、18日午後には新潟市の新潟アルビレックスBCの事務所をヤクルト前監督の小川淳司シニアディレクターらが訪れ、入団交渉をおこなってきた。

新潟市の新潟アルビレックスBC事務所を訪れる小川淳司シニアディレクター(右・18日)


BCリーグ通算19本塁打を放ったデニング選手 ヤクルトでの活躍が期待される

デニング選手は23日(土)13時から長岡市悠久山球場でおこなわれる福島ホープスとの試合後、サポーターに挨拶する予定。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【社会人野球】バイタルネットと野田サンダーズが北信越大会へ 都市対抗1次予選

第86回都市対抗野球1次予選(新潟大会)は17日、新潟市鳥屋野球場で3チームによる代表決定リーグ戦をおこない、2試合連続コールド勝ちで優勝したバイタルネットと、1勝1敗で2位となった野田サンダーズが北信越大会(都市対抗2次予選)への出場切符を手にした。北信越大会は6月4日から富山市で開催される。 続きを読む


【早起き野球】50年選手を表彰 女性チームも参加 新潟市早起き野球大会が開幕

今年で50回目を迎えた「新潟市早起き野球大会」(主催:同大会実行委員会)が17日に開幕し、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで開会式がおこなわれた。今年は176チーム(約3500人)が参加。去年より9チーム少ないが、2位の熊本市(143チーム)を上回り日本一の規模を維持している。開会式では50年間連続で参加しているチームや選手が表彰された。また23年ぶりに女性だけで構成されたチームも参加している。

選手宣誓をおこなうPECKERSの尾関太一郎選手


176チームが参加 今年も日本一の規模を誇る大会となった

開会式には約360人が参加。大会名誉会長の篠田昭新潟市長が「50回目の大会で、今年は全て女性というチームにも参加をいただいた。この大会を新潟市のスポーツ文化を広げる大会にしていただきたい」と挨拶。選手宣誓でPECKERSの尾関太一郎選手が「50回の歴史を築いてきた先輩たちに負けないはつらつとしたプレーをおこないます」と誓った。

開会式では50回連続で出場している3人が始球式をおこなった

開会式では50回記念大会ということで50回連続で出場を続けている6つのチームと、3人の選手が表彰された。50回連続で出場しているのは久保田吉汎さん(濁川クラブ)、石井幸一さん(ウォッチーズ)、米山芳男さん(豆九クラブ)の3人で記念の始球式をおこなった。久保田吉汎さん(68)は「健康で続けることができたことが嬉しい。ずっと2位、3位が続いたが昨年の49回大会で優勝できたことが一番の思い出」と笑顔で語った。

女性だけで結成された「ヒロインズ」の選手たち

また今大会には女性だけで結成されたチーム「HEROINES(ヒロインズ)」が初参加する。女性だけの単独チームの参加は23年ぶり。3月に結成され、公募でメンバーを募集したところ19歳から50代まで幅広く、野球好きの女性が集まった。女性だけのチームは壮年の部への参加となり、29日に初戦がおこなわれる予定。

大会は信濃川、日本海の各グループの1~3部と、壮年の部1、2部にわかれて、新潟市内の各会場で7月26日までおこなわれる。

※HEROINESについては大会実行員会が「女性単独チームの出場は初」と発表していましたが、その後の実行委員会の調査で第15回、第25~27回に女性チームが出場していたことがわかりましたので一部記事を訂正いたしました。

(取材・撮影・文/岡田浩人)