【ルートインBCL】新潟が降雨コールド勝ち 田村が9勝目

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは1日、三条パール金属スタジアムで福井ミラクルエレファンツと対戦し、5-0(5回終了降雨コールド)で勝利した。5回を無失点の好投を見せた田村勇磨が9勝目を挙げた。防御率はリーグトップ。後期・上信越地区の首位・新潟は、試合のなかった2位・信濃とのゲーム差を2.5に広げた。新潟の次戦は3日(水)18時から三条パール金属スタジアムで石川ミリオンスターズと対戦する。

◎1日の試合結果◎
福井 000 00 =0
新潟 002 21 =5 (5回終了降雨コールド)
(バッテリー)
福井:●藤岡(1勝6敗10S)、青島-中溝
新潟:○田村(9勝3敗)-平野

5回を無失点で9勝目を挙げた田村勇磨投手(日本文理高出身)


4回裏、新潟はデニング選手の右前適時打で1点を追加

◇新潟・ギャオス内藤監督の話◇
「悪天候の中、田村が安定感のある落ち着いた投球を見せた。たくましく見えた。攻撃は長く、守備は短く、といいリズムを作ってくれた。細かいサインミスがあったのでそれは反省点。(次の5連戦の先発は)佐々木、上野、渡邊雄、間曽、田村で考えている。与えられた責任投球回数をしっかり投げてくれれば。全てはこの5連戦。打撃の状態もいい。まずはあさっての試合をしっかり勝ちたい」

◇新潟・田村勇磨投手の話◇
「初回のピンチを焦らず抑えることができてよかった。雨の中でも自分の投球ができた。真っ直ぐの感覚がよかった。(日本文理の)後輩の活躍が刺激になった。次も勝って二けたの勝ち星に乗せたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)