【BCL】新潟が逆転で信濃に連勝 乱打戦制す

BCリーグの新潟アルビレックスBCは20日、長野県上田市で信濃グランセローズと対戦し、12-9で逆転勝ち。信濃相手に連勝し、上信越地区の首位を守った。

試合は新潟の先発・寺田が2回裏に本塁打などで2失点、3回にも2失点しこの回途中で降板した。4点を追う新潟打線は5回表、福岡のタイムリー2ベースなどヒット6本を集め、打者11人の猛攻で6点を奪い逆転。しかし5回裏に寺田に代わってマウンドに上がった佐々木と猪俣(北越高出身)が信濃打線につかまり5失点し逆転された。

しかし新潟は8回表に福岡、荒井のタイムリー2ベースで4点を入れ逆転。9回にも2点を加えた新潟が乱打戦を制した。勝利投手は6回から2イニングを投げ無失点だった新人左腕の山口(前ロッテ)で初勝利。セーブは羽豆。

これで新潟の前期成績は3勝1敗で上信越地区首位。新潟の次戦は21日13:00から長岡市悠久山球場で福井と対戦する。

(文/岡田浩人)


【女子野球】開志学園女子野球部が初の練習試合

県内初の女子硬式野球部としてことし春活動をスタートさせた開志学園女子硬式野球部が20日、初の練習試合をおこなった。対戦相手は中学生の硬式野球チーム・新潟江南シニアで女子がピッチャーを務めた以外は全員男子選手のチームだった。

20130420開志練習試合①
20130420開志練習試合②
20130420開志練習試合③

開志学園の選手は、中学時代に男子と同じチームでプレーしていた選手がほとんどで、実戦経験が乏しいため、守備で基本的なミスが目立った。開志学園は最終回に1点を返したものの1-15で敗れた。若泉瀬菜選手は「みんな初めての試合で嬉しかったが、緊張やプレッシャーがあった。エラーした時の気持ちの面でまだ甘いところがあった」と反省した。
20130420開志練習試合④
試合後、反省点を述べ合う選手たち

冨岡雄太監督は「エラーしたり打てないことは仕方ないが、勝ちたいという気持ちだけは持って欲しい。1球に対する集中ができていなかった。試合をやらないとわからないこともある」と初めての実戦を振り返った。開志学園は21日も練習試合をおこなうほか、大型連休中には宮城県と山梨県へ遠征をおこなう予定。

(文/岡田浩人)


【NPB】オリックス金子千尋投手 完投も初黒星

オリックスの金子千尋投手(三条市出身)が19日のソフトバンク戦に先発。序盤に4失点しながらも、粘りのピッチングを見せ完投したが、2-4で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。9回を投げ、球数は131、被安打7、6奪三振で自責点は4。金子投手の今シーズンの成績は2勝1敗で防御率は1.69。

(文/岡田浩人)


【BCL】新潟が完勝 上信越地区単独首位に

新潟アルビレックスBCは19日、新潟市西区のみどりと森の運動公園で信濃グランセローズと対戦し、7-0で勝ち、前期成績を2勝1敗とした。新潟は上信越地区で単独首位となった。

新潟は2回裏、池田の適時打で先制。4回裏にも池田の適時打、野呂の3点本塁打などで6点を追加し大きくリードする展開。

守っては初先発の新人左腕・佐藤が6回を投げ、被安打3、4四球も要所を締め無失点に抑えた。7回は田村(日本文理高出身)が初登板。2四球で走者1、2塁とするも信濃の3番・竜太郎をセカンドゴロに抑え無失点。8回は間曽が三者連続三振に切ってとり、9回は羽豆が3人で抑え、完封リレー。新潟は前期成績を2勝1敗とし、上信越地区で単独首位となった。

ギャオス内藤監督は「打つ方はこれまで当たりのなかった選手に当たりが出た。(勝利投手となった)佐藤は四球が多く、途中で交代しようかと思ったが6回無失点で切り抜けたのは良かった。田村はリードし楽な場面だったと思うが走者を出してしまった。間曽、羽豆でBCリーグの中でもトップクラスのセットアッパー、ストッパーを築きたい」と振り返った。

初先発、初勝利の佐藤弘輝は「ボール球が多かった。少し寒くて腕が振り切れなかった。次にいかしたい。勝てて良かった」と安どの表情。初登板の田村勇磨は「緊張した。変化球も決めなきゃいけないところで決められなかった。高め低めの差が激しかった」と反省した。

新潟の次戦は20日、長野県営上田球場で信濃と対戦する。予告先発投手は新潟が寺田、信濃が杉山。

<試合後のギャオス内藤監督、初勝利の佐藤弘輝投手、田村勇磨投手のインタビュー>

(取材・文・撮影/岡田浩人)


【NPB】巨人・加藤健選手が阪神戦で今季初出場

巨人・加藤健選手(新発田農高出身)が18日の阪神戦で今シーズン初出場を果たす。7回表の守備から阿部に代わり捕手に入った。8回裏には打席に立つも三振に倒れた。試合は阪神が8対1で巨人をくだした。

(文/岡田浩人)