夏の甲子園出場を懸けた「第101回全国高校野球選手権・新潟大会」は11日、6球場で2回戦16試合を行い、シード校が登場した。鳥屋野球場では第1シードの日本文理が新発田中央を中盤以降に突き放した。悠久山球場では第2シードの三条が逆転勝ち。連覇を狙う中越が関根学園をくだした。一方でシード校では第4シードの村上桜ヶ丘、第6シードの開志学園、小千谷が初戦で敗れた。12日も6球場で2回戦16試合を行い、3回戦進出チームが出そろう予定。
悠久山②中越4-1関根学園
5安打、1失点で完投した中越⑪古川宗弥(3年) 続きを読む
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【高校野球】それぞれの夏・・・16年ぶりの夏に挑む「校長監督」が伝えたいこと
第101回全国高校野球選手権・新潟大会で、全国的にも珍しい「校長監督」が指揮を執る。白根の長田裕校長(58)は今春から野球部監督も“兼任”する。かつては長岡、新潟江南で監督を務め、2000年夏には新潟江南でベスト4進出を果たしたこともある経験の持ち主。白根は今春、野球部監督が定年退職。後任監督のなり手が見つからない中で「部員を見捨てるわけにはいかない」と、校長自らがグラウンドに立つことを決めた。2003年以来、16年ぶりにグラウンドで迎える夏。長田監督は「何とか勝たせてあげたい」と闘志を奮い立たせている。
ノックバットを振る長田裕“校長監督” 16年ぶりに夏の大会の指揮を執る 続きを読む
【高校野球】それぞれの夏・・・ケンシロウが起こした“奇跡”
第101回全国高校野球選手権・新潟大会で、45年ぶり3度目の甲子園出場に挑む古豪・長岡商に、試合には出場しない3年生がベンチ入りしている。背番号20の植村拳士郎(17)である。入学時、体は小さくて体力がなく、「本当に3年間、高校野球を続けられるのだろうか」と周囲が心配する中、植村はコツコツと努力を続けた。「自分にしかできないことを考えよう」と説く佐藤忠行監督(44)の指導のもと、自らができることを模索した。大会1か月前、自分だけの“引退試合”に臨み、自分自身に、そしてチームに、ある“奇跡”を起こした。
長岡商の背番号⑳植村拳士郎(3年) 裏方としてベンチからチームを支える 続きを読む
【高校野球】新潟青陵が1点差を逃げ切る 新潟大会1回戦
夏の甲子園出場を懸けた「第101回全国高校野球選手権・新潟大会」は9日、3球場で1回戦6試合が行われた。鳥屋野球場の第1試合では新潟青陵が巻総合の追い上げを振り切り、1点差で逃げ切った。五十公野球場の第2試合では新潟西が新潟東をくだした。10日は試合がなく、11日に6球場で2回戦16試合が行われる。
鳥屋野①新潟青陵5-4巻総合
9回に登板し、三者凡退に抑えて喜ぶ新潟青陵⑬鈴木隼輔(1年・右) 続きを読む
【高校野球】糸魚川白嶺が秋4強の帝京長岡に競り勝つ 新潟大会1回戦
夏の甲子園出場を懸けた「第101回全国高校野球選手権・新潟大会」は8日、3球場で1回戦7試合が行われた。鳥屋野球場の第1試合では新潟が終盤に新津南を突き放しコールド勝ち。佐藤池球場の第3試合では糸魚川白嶺が昨秋ベスト4の帝京長岡を延長の末にくだし、2回戦に進出した。9日は3球場で1回戦6試合が予定されている。
佐藤池③糸魚川白嶺4-3帝京長岡
延長戦の末に勝利し、喜ぶ糸魚川白嶺の選手たち 続きを読む