【高校野球】日本文理・田中晴也、帝京長岡・茨木秀俊…注目選手にスカウト続々

高校野球の春の大会「第146回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)」が28日に開幕する。今年の新潟県の高校3年生には「今秋のドラフト上位候補」と評価が高い日本文理・田中晴也投手や帝京長岡・茨木秀俊投手をはじめ、スカウトが注目する選手が複数いて、3月から4月にかけて「新潟県内の高校にかつて例がないほどの数」(高校野球関係者)の球団数と人数のプロスカウトが来県し、選手たちを視察した。春季県大会に幹部クラスの視察を予定している球団もあり、28日から始まる大会のバックネット裏に多数のスカウトの姿を目にしそうだ。

紅白戦で登板した日本文理・田中晴也(3年) 既に140㌔台中盤を計測している 続きを読む


【NPB】川上拓斗氏がNPB審判員に 現行採用制度で新潟県初 後を追う後輩も意欲

日本野球機構(NPB)は川上拓斗育成審判員(中越高-BCL審判員)と1月1日付で「NPB審判員」として契約すると発表した。川上審判員は小千谷市出身の25歳。NPBが2013年に「アンパイアスクール」の受講者から審判員を採用する制度を始めて以来、新潟県出身者が正審判員となるのは川上審判員が初めて。 新潟県出身者がNPB審判員になるのは、上越市出身で2010年までパ・リーグ審判員を務めた山崎夏生さん(66歳)以来。今後は一軍デビューに備える。

NPB審判員となる川上拓斗審判員(中越高-BCL審判員) 続きを読む


【ドラフト】滝澤が西武と入団合意「守備をアピールしたい」

10月のNPB(日本野球機構)ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから育成2位指名を受けた関根学園高校3年の滝澤夏央内野手(18)が上越市で入団の内諾交渉を行い、支度金350万円、年俸280万円(金額はいずれも推定)で合意した。入団合意後、西武の鈴木敬洋育成・アマチュア担当(38)から帽子を被せてもらった滝澤は「プロ野球選手になったんだという気持ちがより一層強くなった」と笑顔を見せ、「ここからがスタート。スピードをいかした守備をアピールしたい」と決意を新たにしていた。

西武の鈴木敬洋育成・アマチュア担当(右)から帽子を被せてもらい、笑顔を見せる滝澤夏央 続きを読む


【高校野球】東京学館新潟が2年連続で県推薦校に 来春選抜21世紀枠

新潟県高野連は12日、来年3月に甲子園球場で開催される「第94回選抜高校野球大会」の21世紀枠の新潟県推薦校に東京学館新潟高校を推薦すると発表した。同校は今秋の県大会でベスト4に進出。県推薦は昨年に続き2年連続となる。

学業と部活動を両立させていること、数年間にわたり試合成績が良好であるにもかかわらず甲子園出場機会に恵まれていないこと、野球部員の活動が他の生徒によい影響を与えていることが推薦理由として挙げられた。

今後は11月19日に学校で表彰が行われ、12月10日に北信越地区5県の各候補校の中から地区代表が1校に絞られる。来年1月28日に開かれる選考委員会で全国9地区代表から3校が21世紀枠に選出される。

昨秋に続き、今秋の県大会でもベスト4に進んだ東京学館新潟 続きを読む


【高校野球】北越と日本文理、ともに敗退 県勢4強入りならず 北信越大会準々決勝

来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第145回北信越高校野球大会」は17日、長野県の松本市野球場としんきん諏訪湖スタジアムで準々決勝が行われた。北越(新潟1位)は2対10で敦賀気比(福井3位)に7回コールドで敗れた。日本文理(新潟2位)は1対3で星稜(石川1位)に敗れた。新潟県勢のベスト4入りはならず、2014年に日本文理が出場して以来となる県勢の選抜甲子園出場は厳しくなった。

日本文理1-3星稜
好機であと一本が出ずに敗れた日本文理 続きを読む