【ルートインBCL】新潟が必勝祈願 15日からキャンプイン

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは14日、新潟市中央区の神明宮で2014年シーズンの必勝祈願をおこなった。藤橋公一社長やギャオス内藤監督、今季からコーチに就任した高須洋介兼任野手総合コーチ、平野進也兼任バッテリーコーチ、選手を代表して稲葉大樹新主将が玉串を奉てんしてリーグ優勝と独立リーグ日本一奪還を誓った。

必勝祈願をおこなう新潟アルビレックスBCの首脳陣と選手

今季から新主将に就任した稲葉大樹内野手は「日本一を奪還するつもりで戦う。1人ひとりケガをしないで全員で秋を迎えられるよう祈った。新主将として若い選手にいい姿を見せるつもりでやりたい」と誓った。昨季まで楽天で活躍し今季入団した高須洋介選手兼野手総合コーチは「選手としては日本一に貢献すること、コーチとしては選手がNPBにドラフトされるよう、自分が経験した知識を与えたい。みんなの夢のお手伝い、架け橋になれれば」と話した。

日本一奪還を誓った稲葉大樹新主将と選手たち

ギャオス内藤監督は「いよいよ始まったという感じ。ここに来て気が引き締まった。戦力としてはエースと主砲がいなくなりピンチだが、選手にはチャンス。競争し合ってレギュラー、ローテーションを目指してほしい。日本一を目指し、サポーターのためにいい試合を見せたい」と意気込みを話した。また選抜甲子園で母校の豊川高校が日本文理と対戦することについて「選抜出場が決まった時から予想はしていた。歴史に残る試合をしてほしい」と両校にエールを送った。

チームは15日からハードオフ・エコスタジアムでキャンプに入る。新潟の開幕戦は4月12日(土)13:00からハードオフ・エコスタジアムで群馬と対戦する。

<新潟アルビレックスBCが必勝祈願・動画>

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】日本文理 初戦の相手は愛知・豊川

第86回選抜高校野球大会(21日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が14日、大阪市でおこなわれた。日本文理(新潟・北信越代表)は1回戦で初出場の豊川(愛知・東海代表)と大会2日目(22日)の第3試合で対戦することが決まった。

初の全国制覇を誓う日本文理ナイン(撮影協力:エアリアル新潟)

日本文理は春の選抜大会は3年ぶり5度目の出場。甲子園での過去の最高成績は春は2006年のベスト8、夏は2009年の準優勝。

初戦の対戦相手となる豊川は愛知県の私立高校で、創部68年目で春夏通じて初の甲子園出場。右の本格派の田中空良(そら)投手と強力打線が特徴で、昨秋の愛知県大会では準決勝で中京大中京を10-0でくだし決勝に進出。東邦に1-3で敗れたが東海大会出場を果たした。東海大会では1回戦で常葉橘(6-4)、準々決勝で大垣日大(6-3)、準決勝で静岡(3-2)と強豪校を撃破。決勝で三重に3-4で敗れ準優勝だったが初の甲子園出場を決めた。OBに新潟アルビレックスBCのギャオス内藤監督やソフトバンクの左腕・森福允彦投手などがいる。

(文/岡田浩人)


【高校野球】日本文理で壮行会 「最後まで諦めず頑張る」

第86回選抜高校野球大会(21日開幕)に出場する日本文理高校(新潟市西区)で12日、野球部の壮行会が開かれた。1、2年生約600人が大井道夫監督、ベンチ入り選手18人とマネージャーにエールを送った。日本文理の選手は13日に合宿先の徳島県阿南市に向けて出発する。

選抜旗を手した池田貴将主将を先頭に入場する日本文理の選手たち

壮行会には篠田昭新潟市長が出席し、「先輩が築き上げた日本文理の粘りの野球を春の甲子園でも発揮していただきたい」と激励した。大井道夫監督は「一般の生徒諸君も野球部員とともに一緒に戦いましょう。そして校歌を甲子園球場で歌いましょう」と甲子園での応援を呼び掛けた。池田貴将主将は「選抜大会ではこの冬にやってきたことをいかし、最後まで諦めず頑張って来ます。勝つためには全校生徒の応援が必要なので、甲子園に足を運んでください。応援よろしくお願いします」と挨拶した。

激励の言葉を述べる篠田昭新潟市長

挨拶する大井道夫監督

挨拶する池田貴将主将と選手、マネージャー

壮行会後、取材に応じた池田貴将主将は「力をもらった。全校生徒のために全国制覇してきたい。鹿児島遠征では守備の乱れで点数を取られたが今は徐々に良くなっている。遠征での課題を今後の練習試合で克服して大会に臨みたい」と話した。飯塚悟史投手は「チームの調子は良い。自分自身は(練習試合で)失点したが自分の中で目的を持ってしっかりやれた。しっかり調整して選抜を迎えたい」と意気込みを話した。
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日本文理の選手たちは13日から徳島県阿南市での合宿に出発し、現地で練習試合などをおこなう。14日の抽選会には池田主将が出席する。徳島合宿の後は大阪入りし、練習試合で最終調整をおこなう。選抜大会は21日に開幕する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】日本文理 9日の練習試合は1分1敗

第86回選抜高校野球大会に出場する日本文理は9日、合宿先の鹿児島市で地元・鹿児島実業と熊本・多良木と練習試合2試合をおこなった。

①日本文理3-3鹿児島実
→文理投手:藤田6回1失点、小太刀3回2失点

②日本文理13-14多良木(熊本)
→文理投手:飯塚5回2失点、高橋3回11失点、鷲田1回1失点

日本文理は鹿児島遠征で4試合の練習試合をおこない、1勝2敗1分だった。10日に新潟に戻る予定。13日から徳島遠征をおこない、その後大阪入りする。選抜大会の開幕は21日。

(取材・文/岡田浩人)


【高校野球】センバツ出場の日本文理が鹿児島で練習試合

第86回選抜高校野球大会(21日開幕)に出場する日本文理が8日、合宿先の鹿児島市・鹿児島実業球場で練習試合をおこなった。地元・鹿児島実業と大分・柳ヶ浦の甲子園常連校を相手に1勝1敗だった。日本文理は9日も練習試合2試合を予定している。

①日本文理-柳ヶ浦(大分)
柳ヶ浦 000 000 000 |0
文理  200 001 10× |4
<文理投手>
藤田(5回)-吉田(2回)-鷲田(2回)
<文理の得点>
1回:川口2点適時打
6回:併殺の間に1点
7回:山口適時三塁打

②日本文理-鹿児島実
文理 002 002 000 |4
鹿実 210 011 00× |5
<文理投手>
飯塚(3回)-小太刀(3回)-高橋(2回)
<文理の得点>
3回:鎌倉適時三塁打、新井犠飛
6回:小林2点適時二塁打

◆日本文理・飯塚悟史投手の話◆
「(3回3失点だったが)自分なりに目的を持って投げたいボールをしっかり投げることができた。直球が甘いコースに入り打たれたが、課題だった左打者へのスライダーをしっかり制球できストライクを取ることができた。きょうは6~7割くらいの力。鹿児島で順調に調整できている。あすも連投予定なので自分なりの課題を持って投げたい」

(取材・文/岡田浩人)