【BCL】ギャオス内藤監督 来季も続投へ

BCリーグ・新潟アルビレックスBCのギャオス内藤監督が、来季も続投する方向で球団と最終調整していることが16日わかった。近く球団から発表される見通し。

新潟アルビレックスBC ギャオス内藤監督

元ヤクルト投手だったギャオス内藤監督は、球団初の独立リーグ日本一を達成した高津臣吾前監督の後を継ぎ、今季監督に就任。新潟は上信越地区で昨季に続く前後期完全優勝を成し遂げた上、レギュラーシーズンで52勝のリーグ新記録を打ち立てた。プレーオフでも群馬を破り上信越地区優勝を飾った。

しかし昨季に続くリーグ優勝を目指したリーグチャンピオンシップでは石川ミリオンスターズに3連敗を喫し、2連覇を逃した。ギャオス内藤監督はリーグチャンピオンシップで敗退した13日の試合後、「チームをまとめきれなかった。監督としていろいろな勉強をさせてもらった。来季はまだ契約していないのでわからないが、やるのであれば勝負強い選手を育てたい」と話していた。

(取材・文/岡田浩人)


【中学軟式】新人戦の第9回オンヨネカップ 優勝は本丸中

新潟県中学生新人大会の第9回オンヨネカップが13、14日と長岡市などでおこなわれ、新発田市立本丸中学校が初優勝を飾った。準優勝は糸魚川中学校、3位は鳥屋野中学校と新津第一中学校だった。大会は新潟、下越、中越、上越の各地区大会を勝ち抜いた16校が参加し、2日間で争われた。

16チームが新潟県の頂点を目指した(写真は準決勝の本丸中×新津一中)

オンヨネカップは新潟県内の中学生の技術向上などを目的に2005年から始まった。中学1、2年生チームによる新人戦で、第1回大会には2009年の日本文理高校の甲子園準優勝バッテリーである伊藤直輝選手と若林尚希選手が関川中学校の選手として出場しベスト8入り。その後も優勝チームなどから高校野球で活躍する選手が数多く輩出され、今夏の甲子園に出場した日本文理高校の飯塚悟史選手は直江津中学校時代の1年生だった2009年に優勝投手となっている。大会に出場した選手の中から甲子園で活躍する未来の高校球児の誕生が期待される。

<準決勝>
糸魚川中3-2鳥屋野中(延長8回)
本丸中10-1新津一中(6回コールド)

<決勝>
本丸中5-3糸魚川中
(本丸中は初優勝)


決勝で先発した本丸中の背番号1・上村隆平選手

準優勝に終わった糸魚川中の背番号10・坂口滉主将

優勝した本丸中は第5回全日本少年春季大会・北信越ブロック大会に出場する。


優勝した本丸中学校

準優勝の糸魚川中学校

3位の鳥屋野中学校

3位の新津第一中学校

(取材・撮影・文/岡田浩人)