【社会人野球】バイタルネット惜敗 ベスト8進出ならず

社会人野球の日本選手権2回戦が2日、大阪市の京セラドーム大阪でおこなわれ、バイタルネット(新潟)は2-3で新日鉄住金かずさマジック(千葉)に敗れ、初の全国大会ベスト8進出はならなかった。

2点を追うバイタルネットは7回表、2死2、3塁のチャンスで代打伊藤の中前適時打で同点に追い付いた。しかしその裏、1点を勝ち越され、逃げ切られた。

◆日本選手権2回戦◆
バイタル 000 000 200 |2
かずさ  000 020 10× |3

(投手)
バイタル 曽根-江村(6回1死~)-河田(6回2死~)-中島(7回~)-田中大(7回無死~)

(文/岡田浩人)


【社会人野球】バイタルネットが初戦突破 日本選手権

社会人野球の日本選手権が28日、大阪市の京セラドーム大阪で開幕し、北信越代表のバイタルネット(新潟)は開幕戦で西濃運輸(岐阜)と対戦し、延長13回、2-1で勝ち、昨年に続き初戦を突破した。バイタルネットはこれで16強入り。次戦は2日(土)18:00から新日鉄住金かずさマジックと対戦する。

◆日本選手権1回戦◆
バイタルネット 010 000 000 000 1 |2
西濃運輸    000 000 001 000 0 |1(延長13回)

(投手)
バイタル 曽根-田中大(8回2死~)

バイタルネットは2回、4番丸山の左中間三塁打でチャンスを作ると、代打安部がレフトへ犠飛を放ち1点を先制した。バイタルネットは9回に西濃運輸の李に適時打を打たれ同点に追い付かれる。1死満塁のタイブレークとなった延長13回、バイタルネットは丸山の犠飛で1点を勝ち越し。そのまま逃げ切った。

日本選手権の初戦を突破したバイタルネット(撮影9月)

(取材・文/岡田浩人)


【社会人野球】バイタルネットは開幕戦で西濃運輸と対戦 日本選手権

28日に京セラドーム大阪で開幕する第39回日本選手権の組み合わせ抽選会が1日、大阪市でおこなわれ、北信越地区代表で5回目の出場となるバイタルネット(新潟)は1回戦で西濃運輸(岐阜)と対戦することが決まった。開幕戦となる第1日(28日)の第1試合で12:00試合開始。西濃運輸は東海地区代表で2大会連続15回目の出場。

5回目の日本選手権に挑むバイタルネットの選手たち

(文/岡田浩人)


【社会人野球】バイタルネットが2年連続V 日本選手権出場決める

10月におこなわれる社会人野球・日本選手権への出場をかけた北信越最終予選の代表決定戦が17日、ハードオフ・エコスタジアムでおこなわれ、バイタルネット(新潟市)が8-3で伏木海陸運送(富山・高岡市)をくだし、2年連続5度目の本大会出場を決めた。

<試合スコア>

バイタルネットは1回、四球と犠打で1死二塁とし、3番鈴木裕一の中前適時打で1点を先制。同点に追い付かれた直後の3回裏、満塁の好機で4番丸山裕介(金沢星稜大出身)が左越え満塁本塁打を放ち、試合を優位に進めた。

3回裏 バイタル・丸山満塁本塁打③
3回裏、バイタルネット4番・丸山裕介選手が左越え満塁本塁打を放つ
(背番号22 下写真は左が丸山選手)

バイタルネットの先発投手・曽根瑛二は3回に1失点したものの、6回を投げ被安打5で粘り強い投球を見せた。その後は宮内鉄也-河田貴之-江村知大とつなぎ、8回途中から抑えの田中大輔が締めた。1回表 バイタル・曽根②
先発したバイタルネット・曽根瑛二投手
8回途中から登板したバイタルネット・田中大輔投手

バイタルネットの三富一彦監督は「(ことし6月の)都市対抗の北信越予選で悔しい負け方をしたので、絶対に(日本選手権は)行かなきゃいけないと、チーム一体になれた。投手がしっかり投げてくれて、打撃にいい影響が出た。丸山の満塁本塁打で流れができて楽になった。(本大会では)出るからには2勝、3勝を目指したい。バッテリー中心の守りから入る勝ち方で勝利したい」と話した。

大会の最高殊勲選手賞に選ばれた丸山は「(3回の満塁の場面は)思い切っていこうと思った。落ちるボールが甘く入ってきた。絶対走者を還したかった。最高の形になった。(全国の舞台に出場でき)嬉しい。チームの勝ちにこだわりたい」と喜びを表した。

バイタルネットは10月28日から京セラドーム大阪でおこなわれる日本選手権に出場する。

三富一彦監督を胴上げするバイタルネットの選手たち
<試合動画 試合開始~5回終了まで>

<試合動画 6回表~試合終了まで>

<試合動画 三富監督胴上げ、三富監督と丸山選手インタビュー>

(取材・映像・文/岡田浩人)