【高校野球】「県独自の試合」開催決める 新潟県高野連が臨時理事会

新潟県高野連は9日、新潟市内で臨時理事会を開き、「第102回全国高校野球選手権・新潟大会」と「第65回全国高校軟式野球選手権・新潟大会」の中止を受けて検討していた「独自の試合」の開催を決めた。

理事会は非公開で行われ、出席者が新潟県としての「独自の試合」の開催を意思確認し、そのやり方などについてアイデアを出し合ったという。開催時期や開催方法については今後、具体的に詰めていくことになる。 続きを読む


【高校野球】代替の独自試合 新潟県高野連「開催へ検討」

新潟県高野連は28日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となった「第102回全国高校野球選手権・新潟大会」と「第65回全国高校軟式野球選手権・新潟大会」の代替となる独自大会・試合について、「県高野連主催による独自の試合の開催に向けて、現在検討を重ねている」と発表した。今後、6月下旬をめどに、試合方式や日程など詳細の検討を進める方針。

県教育委員会は27日、公立学校の部活動再開について「6月8日から段階的に再開する」と発表している。この方針を受け、県高野連は「今後再開する部活動の練習状況や対外試合の解禁等を含め、関係機関との調整を行いながら可能な範囲で開催できるよう準備を進める」とコメントしている

(取材・文/岡田浩人)


【2020春…新たなスタート③】東大入学の大越遥平さん 叔父に刺激受け「社会に貢献できる人に」

野球を通して、学んだことがある。その思いを胸に、この春、新たなスタートを切る新潟の<野球人>を3人紹介する。

3人目は新潟高校野球部OBの大越遥平さん(19)。この春、1年間の浪人の末に文系の最高峰である東京大学文科一類に合格した。新潟高校では3年間野球を続け、3年夏には背番号13を付けベンチ入り。4回戦で優勝候補の日本文理高校を破り、ベスト8入りしたチームを陰で支えた。「仲間と一緒に試行錯誤しながら前に進むことができた」と野球部時代を振り返る。叔父はNHKキャスターで、新潟高校と東大のエースとして活躍した大越健介さん。叔父に刺激を受け、同じ東大に入学した大越さんは「社会に貢献できる人になりたい」と誓っている。

今春、東大に入学した大越遥平さん(左)
報告を受けた恩師の新潟・後藤桂太監督も合格を喜んだ(3月中旬撮影) 続きを読む


【高校野球】春季県大会の中止を発表 夏は「感染リスク少なくなる準備をしていく」

新潟県高野連は4日、新潟市で記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月26日に開幕予定だった「第142回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)」を中止することを発表した。会見で富樫信浩会長は「感染リスクを払しょくできない」とした上で、長期にわたる練習自粛などの影響で「練習や実戦経験の不足から生徒のケガや事故の発生リスク、安全安心が確保できない」ことを中止を判断した理由に掲げた。また夏の大会については「日本高野連がどうのように考えるか」とした上で、「少しでも感染リスクが少なくなるような準備をしていく」と述べた。

1949年に第1回大会が行われて以来、秋を含めて県大会が中止となるのは初めて。6月に長野県で予定されている北信越大会への新潟県代表の出場はない。

記者会見で中止決定の経緯と理由を説明する新潟県高野連の富樫信浩会長 続きを読む


【高校野球】春季県大会が中止へ 新潟県高野連が4日発表予定

新潟県高野連は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月26日に開幕予定だった「第142回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)」を中止する方向で最終調整に入った。4日に記者会見し、対応を正式に発表する。1949年に第1回大会が行われて以来、秋を含めて県大会が中止となるのは初めて。 続きを読む