【NPB】今井啓介投手 順調に回復

3月25日の打撃練習中に右手にボールを当て、薬指を骨折した広島カープの今井啓介投手(中越高出身)が順調な回復を見せている。4月第1週にはキャッチボールを再開。第2週に入るとブルペンでの投球練習を始め、13日には捕手を座らせて100球を超える球数を投げた。今井投手によると、骨折した薬指には「まだ痛みがある」というものの、投球には支障がないという。順調に回復すれば、今月中にも二軍戦で実戦マウンドに立つ可能性がある。広島カープは昨年の新人王・野村投手が不調から二軍落ちするなど、先発投手陣に課題を抱えていて、今井投手の戦線復帰が待たれる。


【NPB】日ハム谷元投手 満塁弾浴び降板 勝敗つかず

北海道日本ハムの谷元圭介投手(バイタルネット出身)が14日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で先発。3回を投げ4失点で降板した。チームが逆転勝ちしたため勝敗はつかなかった。

「ストレートで押していきたい」と試合前にコメントしていたように、この日の谷元投手は最速は141キロのストレートで押す投球。1回には四球で走者を出すも、オリックスの3番糸井を一塁ゴロの併殺打に打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。2回にはヒットと四球で走者を溜めたが後続を断った。3回表に味方が1点を先制し、迎えた3回裏、ヒット3本で満塁のピンチを招くと、5番バルディリスにレフトスタンドに満塁ホームランを打たれ痛恨の4失点。3回で降板した。投球数は60、被安打は5、自責点は4だった。これで開幕から3試合連続で中盤までにKOされる状況が続いていて、オープン戦で見せた勢いのある投球ができていない。

試合は日本ハムが終盤に逆転し、7-6で勝利したため、谷元投手に勝ち負けは付かなかった。

(文/岡田浩人)


【BCL】新潟敗れ開幕連勝ならず

新潟アルビレックスBCは14日、群馬・上毛新聞敷島球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、2-5で敗れ、開幕2連勝はならなかった。

試合は2回裏、新潟の先発の阿部拳斗(中越高出身)が群馬の5番カラバイヨにソロホームランを浴び1点を先制された。新潟は4回表にヒットと四球、犠打で2、3塁のチャンスを作り、6番青木のレフトへの犠牲フライで同点に追い付いた。

しかし4回裏に満塁のピンチからピッチャーへの内野安打で群馬に1点を勝ち越されると、5回裏にも長打とヒットで1点を追加され、新潟の先発・阿部は降板。7回裏には新潟の新人左腕の上野が群馬打線に連続長打を浴び、さらに2点を追加された。新潟は9回表に池田のタイムリーで1点を返したが後続を断たれた。

新潟の次戦は19日(金)18:00から新潟市西区のみどりと森の運動公園で信濃を相手におこなわれる。

(文/岡田浩人)


【大学野球】新潟大が関東学園大くだし2連勝

関甲新学生野球連盟2部は14日、春季リーグ戦の第2節をおこない、新潟大が4-3で関東学園大をくだし2連勝を飾った。これで新潟大の今季成績は2勝2敗のタイに。

昨秋の対戦では1-9、2-12のコールドで敗れた関東の強豪私学・関東学園大を相手に2連勝した新潟大。次戦は20日11:30から茨城大と対戦。場所は埼玉県本庄市民球場。

(文/岡田浩人)