元阪神投手の横山龍之介さんが結婚

日本文理高校出身の元阪神タイガースの投手で、現在は胎内市役所生涯学習課職員の横山龍之介さん(26・新潟市秋葉区出身)が25日、新潟市内で挙式・結婚した。お相手は胎内市の歯科助手・水澤知絵さん。5月5日に入籍を済ませていて、25日は新潟市内の結婚式場で日本文理の大井道夫監督や高校時代のチームメイト、現在所属する胎内市役所野球部の同僚などが出席し、結婚式がおこなわれた。


新郎の横山龍之介さんと新婦の知絵さん

2人のなれそめは横山さんが阪神タイガースを退団・現役を引退し、胎内市役所の臨時職員として働き始めた昨春にさかのぼる。市役所野球部に入部することになった横山さんの歓迎会が催され、先輩投手の奥さんの双子の妹である知絵さんがその場に居合わせたことがきっかけ。野球の知識がなかった知絵さんは横山さんが元プロ野球選手とは知らなかったという。何度か会ううちに知絵さんは横山さんの誠実な人柄に魅かれたという。新潟市秋葉区出身の横山さんは知絵さんに初めて住む胎内市を案内されるうちに明るい人柄に魅かれ、交際がスタートしたという。
公式戦で登板する横山さん(ことし5月)

プロ野球選手を引退後、胎内市役所の野球部に所属する横山さんは今季から公式戦での登板が解禁となり、大会にも出場している。「軟式ボールにはまだ慣れない」と言うが、プロの世界で磨いた投球術を披露している。姉さん女房の知絵さんは精神的な面でも横山さんを支えている。2人は「明るい家庭を築きたい」と笑顔で話していた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【還暦野球】4日開幕の還暦野球全国大会 新潟から2チームが参加

第30回全日本還暦軟式野球選手権大会が4日から兵庫県姫路市で開幕する。新潟県内からは新潟ライオンズと新潟エージレス野球クラブの2チームが参加。ことし末までに60歳となる選手で構成された全国64チームが日本一の座をかけて争う。


2年ぶり3度目の出場となる新潟ライオンズの選手たち

新潟県チャンピオンの新潟ライオンズは結成6年目の“若い”チームだが、全日本大会出場は3度目(2年ぶり)を数える。36人の部員の平均年齢は66.6歳。普段は新潟市を中心に練習をおこなっている。監督は元西鉄ライオンズ、広島カープで投手として活躍した三輪悟氏(69)で「投打のバランスがとれたチーム」と自チームを評する。「若い時に走るなどの基礎練習を積み重ねてきたことが大事。甲子園球児はいないが、こうやって年齢を重ねても野球をできるのは幸せなこと」と話す。初出場では1回戦を突破、2度目の出場では2回戦を突破した。小舟戸勝幸主将(69)は「全国優勝して三輪監督を胴上げするのが目標」と意気込む。

還暦野球のルールでは塁間は約2メートル短い25メートルで、投手板から本塁までも2メートル短い16.3メートル。ボールは中学生と同じB号を使用する。

3日には開会式がおこなわれた。4日は1回戦がおこなわれる。新潟ライオンズは群馬・高崎高陽クラブと、新潟エージレス野球クラブは東京・杉並スーパーシニアと対戦する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【早起き野球】日本一の新潟市早起き野球大会が開幕

日本一の規模を誇る「第49回新潟市早起き野球大会」(新潟市などが主催)が18日に開幕し、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで開会式がおこなわれた。今年の大会には去年より12チーム少ない185チームが参加。参加人数は約3700人にのぼる。新潟市によると「2位の熊本市を30チームほど上回り、今年も参加チーム数が全国一」だという。

185チームの代表が参加した新潟市早起き野球大会の開会式

開会式には185チームから約400人が参加。大会名誉会長の篠田昭新潟市長が「今年も全国一の規模を誇る大会となり、新潟のレジェンドが続いていくことになった。大会を通して皆さんの野球を愛する心を広めていってほしい」と激励した。選手宣誓ではJA全農にいがたの伊藤直人主将が「歴史ある大会でプレーできる喜びを噛み締め、正々堂々1試合1試合全力で戦い抜きます」と誓った。大会は信濃川、日本海の各グループの1~3部と、壮年の部にわかれて、新潟市内の各会場で7月までおこなわれる。

選手宣誓をおこなうJA全農にいがたの伊藤直人主将

(取材・撮影・文/岡田浩人)