【大学野球・社会人】新潟医療福祉大とバイタルネット 引き分ける オープン戦

大学野球の関甲新1部に所属する新潟医療福祉大と社会人野球のバイタルネットが27日、新潟市北区の新潟医療福祉大野球場でオープン戦をおこない、0対0で引き分けた。

◎27日のオープン戦の結果◎
新潟医療福祉大0-0バイタルネット
医福大 000 000 000 =0
バイタ 000 000 000 =0
(バッテリー)
医福大:笠原(新津)、漆原(新潟明訓)、佐藤悠(巻)、竹石(新潟明訓)-堀口、大塚
バイタ:亀谷、藤岡(東京学館新潟-成美大)、大川-菅野


プロ注目の新潟医療福祉大の先発・笠原祥太郎投手(新4年・新津)


バイタルネットの先発・亀谷拓朗投手(杏林大) 右肘手術からの復活を期す


新潟医療福祉大の漆原大晟投手(新2年・新潟明訓) この日の最速は146キロだった

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【中学硬式】柏崎シニアが逆転勝ちでベスト16進出 リトルシニア全国選抜大会

中学硬式野球の春の全国大会「第22回日本リトルシニア全国選抜大会」は27日、大阪市などで2回戦がおこなわれ、新潟県から唯一出場している柏崎シニア(信越1位)が和歌山シニア(関西)に6対3で逆転勝ちし、初戦を突破した。柏崎シニアは28日10時からの3回戦で札幌大谷シニア(北海道)とベスト8進出をかけて対戦する。

全国選抜大会で初戦を突破しベスト16入りした柏崎シニア

◎27日の2回戦の結果◎
柏崎シニア6-3和歌山シニア
柏 崎 001 014 0 =6
和歌山 030 000 × =3

柏崎シニアは2回にエース長坂陽がソロ本塁打と2ランスクイズを決められ3失点。しかし1点差に迫った6回、失策から満塁とし、1番長坂が押し出し四球を選び同点に追いつくと、2番佐藤が左中間に走者一掃の二塁打を放ち逆転。2回以降立ち直ったエース長坂が粘りの投球で逃げ切った。吉野公浩監督は「よく辛抱して逆転できた。名門の和歌山シニアに勝つことができて嬉しい。次戦は強打のチーム。全員野球でしっかり戦いたい」とコメントした。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【小学生軟式】32チームが春の頂点競う 球童会のセンバツ大会始まる

小学生軟式野球の春の大会である「北野屋旗争奪 第7回新潟県センバツ学童野球大会」(主催・新潟球童会)の開会式が27日、三条燕総合グラウンドでおこなわれた。各地区の予選を勝ち抜いた32チームが参加した。

開会式で選手宣誓をおこなう八幡野球クラブ・上村晃歩主将

新潟球童会は所属連盟の違いなどにとらわれず、同一地区以外のチーム同士の交流を図ろうと結成された任意団体。「小学生の甲子園」と言われる全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)の前に実戦の場を作ることで、選手やチームのレベルアップを図ろうと毎年この時期に大会を開催している。秋の予選を勝ち抜いた32チームが戦うことで、「新チームの県ナンバー1を決める大会」(主催者)として定着している。

昨秋の予選を勝ち抜いた32チームが頂点を競う

開会式では大会旗の提供社で柏崎市に本社のあるスポーツ店「北野屋スポーツ」の遠藤邦彦社長が挨拶し、「今年は柏崎市の学童チーム出身の松谷比菜乃さんが女子プロ野球選手になった。センバツ甲子園ではネット裏で学童のチームが見学している。見学は『見て学ぶ』と書く。プロや高校野球の試合を始め、多くの試合を見て学んでほしい」と激励した。

また選手を代表して前年優勝チームの八幡野球クラブの上村晃歩主将が「仲間に出会えたことに感謝し、監督やコーチ、保護者の方に感謝しながら全力でプレーすることを誓います」と元気よく選手宣誓をした。

開会式で選手を激励する北野屋スポーツ・遠藤邦彦社長


開会式後、1回戦が始まり熱戦の火ぶたが切って落とされた

開会式終了後から1回戦が始まり、27日は1回戦16試合がおこなわれ、ベスト16が出そろった。大会は4月2日(土)に2回戦と準々決勝が、3日(日)に準決勝と決勝がおこなわれる予定。

センバツ大会トーナメント表(1回戦終了) ※球童会提供

(取材・撮影・文/岡田浩人)