【中学硬式】新潟シニアが全国切符 信越大会で決勝進出

日本リトルシニア中学硬式野球協会日本選手権・信越大会が30日、長野県松本市でおこなわれ、、新潟シニアが決勝に進出し、8月に東京でおこなわれる日本選手権への出場切符を手にした。

新潟シニアは準々決勝で柏崎シニアを1-0で、準決勝で長野東シニアを9-4でくだし、決勝に進出した。新潟と長野からなる信越連盟の日本選手権出場枠は上位3チームで、新潟シニアが全国切符を手にした。信越大会の決勝戦は7月7日(日)13:00から松本市野球場でおこなわれる。日本選手権はは8月6日から神宮球場などでおこなわれる。新潟シニアは2006年のこの大会で全国準優勝を経験している。

(文/岡田浩人)


【中学軟式】紫雲寺中が北信越決勝で惜敗 全国大会出場ならず

中学校の全日本少年軟式野球大会の北信越ブロック予選が29日と30日、福井県福井市の福井県営球場でおこなわれ、新潟県代表の紫雲寺中学校は29日の準決勝は11-5で福井・開成中学校に勝ち、決勝に進出。30日の決勝では0-2で石川・星稜中学校に敗れ、全国大会出場はならなかった。

北信越で準優勝となった紫雲寺中(写真は5月の新潟県大会)

(文・撮影/岡田浩人)


【高校野球】88チームの夏 新潟大会組み合わせ決まる

第95回全国高校野球選手権・新潟大会の組み合わせ抽選会が新潟市でおこなわれ、88チーム(連合2チーム、90校)の組み合わせが決まった。


組み合わせ抽選会の様子(会場・新潟テルサ)


新潟大会 組み合わせ表


<左上の組み合わせ>
第1シードの村上桜ヶ丘、好投手左腕石川擁する糸魚川、春に3連続サヨナラ勝ちの佐渡、昨夏代表で昨秋北信越4強の新潟明訓、などがひしめく激戦ブロックとなった。


<左下のブロック>
第4シードの県央工、強打の新潟工、好投手佐藤擁する関根学園、今春の21世紀枠候補の五泉、左腕山田の復調がカギとなる新発田、など有力校がひしめくブロックとなった。


<右上のブロック>
第3シードの日本文理は投手陣復調がカギ、昨夏準優勝の中越は今春8強も夏に照準、春19奪三振の左腕西片擁する見附、打撃に定評ある帝京長岡、昨夏4強の十日町などに注目。


<右下のブロック>
第2シードの新発田中央が中心。1回戦の新潟×北越→勝者×巻の2回戦は注目、巻は昨夏日本文理を破った右腕佐藤に期待がかかる。上越は総合力が高い。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【女子野球】女子プロ選手と開志学園が交流試合

日本女子プロ野球リーグ(JWBL)は22日、見附運動公園野球場で地元の開志学園女子硬式野球部と一緒に合同練習と交流試合をおこなった。女子プロ選手が県内でプレーを見せるのは初めて。長岡市出身でJWBLノースレイアに所属する益田詩歩選手も参加し、午前中は合同練習で高校生の打撃や走塁を指導。午後は交流試合で日本のトップ選手のプレーを見せた。


開志学園の選手に走塁指導をする益田詩歩選手(左端)

打撃指導をする益田詩歩選手(右)

交流試合は女子プロ選手の選抜チームと開志学園が対戦。初回から女子プロチームが外野に強い打球を飛ばし、大量得点を挙げその実力を見せつけた。開志学園は4回に相手のエラーと長打で2点を返し反撃、5回には女子プロの攻撃を無得点に食い止めた。結局、試合は27対2(6回時間切れ)で女子プロ選抜が勝利した。男子はいわゆる「プロアマ規定」があり、プロと高校生が試合をすることはできないが、女子は規定がなく今回の対決が実現した。


初回、益田詩歩選手がヒットを放つ

開志学園の4番手で登板した若泉瀬菜主将

5回に代打でヒットを放った開志・頓所葉月選手

6回裏が0点で試合終了、JWBL27-2開志学園

両チームで記念撮影。手前は開志から女子プロに贈られたスイカ

開志学園の若泉瀬菜主将は「1人ランナーが出てベンチが盛り上がった。プロは打球も速く、ボールの伸びも違った。ストライクを投げると振ってくるし、ボール球でもギリギリを見極めてくる。でもこれだけ点差を付けられても、点を返すことができて声も出せたので収穫になった」と手応えを話した。開志学園は7月末に初めての公式戦となる全国大会に出場する。

長岡市出身のJWBLノースレイアの益田詩歩選手は「初めての地元でのプレーでプレッシャーに感じた(笑)。高校で女子野球部があり、うらやましいと思った。ミートも上手い選手がいて夏の大会も期待が持てる。1つの練習でも人の倍学ぶ姿勢で取り組んで欲しい。誰にでもプロになれるチャンスがある」と期待を寄せた。

<益田詩歩選手、坪内瞳監督インタビュー>

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【BCL】新潟が前期優勝決める ギャオス監督を胴上げ

BCリーグの新潟アルビレックスBCは16日、上越市高田運動公園野球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、10-7で勝利。上信越地区の前期優勝を決めた。新潟の前期成績は20勝8敗1分。

新潟は初回、満塁のチャンスから連続押し出しで2点を先制し、デニングの2点適時二塁打、青木の2点適時打、荒井の2点適時二塁打で一挙8点を挙げた。2回にも2点を追加。
投げては先発の上野がカラバイヨの2打席連続を含む3本の本塁打を被弾するなど5失点したが、その後、田村、猪俣、ロバート、間曽とつなぎ、最後は羽豆が締めて逃げ切った。


1回裏、デニング選手がライト線へ2点適時二塁打を放つ

新潟の先発左腕・上野正彦投手

最後のバッターを三振に抑え喜ぶ羽豆恭投手

ギャオス内藤監督の胴上げ

ギャオス内藤監督は「前期優勝は選手と一緒になってやった結果。まだ通過点。後期に向けて頑張ります」と集まったファンを前に挨拶した。 新潟は4期連続優勝。これでレギュラーシーズン後の上信越地区のチャンピオンシップ出場を決めた。

次戦は6月18日(火)18:00から三條機械スタジアムで福井と対戦する。また後期は7月6日から始まる。

<ギャオス内藤監督、今井佑紀キャプテンのインタビュー動画>

(取材・撮影・文/岡田浩人)