【高校野球】秋季県大会が開幕 今夏準優勝の東京学館新潟など6校が2回戦へ

来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第141回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」が13日に開幕し、2球場で1回戦6試合が行われた。五十公野球場の第3試合では今夏の準優勝校・東京学館新潟が7回コールド勝ち、みどりと森の運動公園では終盤追い上げられた新津が1点差を逃げ切り、それぞれ2回戦進出を決めた。14日は試合がなく、15日は6球場で2回戦16試合が予定されている。

みどりと森③新津9-8巻総合
終盤の追い上げを逃げ切り、勝利を喜ぶ新津の選手たち

◎13日の1回戦の試合結果◎ ※記録は新潟県高野連発表
<五十公野>
①巻7-3新発田商

(バッテリー)
巻 高:村井、中川-石倉
新発商:増子、日野-澁谷
(二塁打)
巻 高:村井(5回)、中川(6回)、五十嵐(9回)
新発商:中倉(7回)、関屋(8回)
(三塁打)
巻 高:石倉(9回)
新発商:渡邊海(9回)

②新発田9-1加茂農林・万代(7回コールド)

(バッテリー)
新発田:岡崎、佐藤慧-猪俣
農・万:周佐-大野
(二塁打)
新発田:伊皆(1回)、岡崎(4回)
(本塁打)
新発田:阪井(1回・3ラン)

③東京学館新潟8-0新発田南(7回コールド)

(バッテリー)
東京学館:高橋、高瀬、南波-神保
新発田南:竹中、渡邊愼、大圖、菅原-斎藤和
(三塁打)
東京学館:小柳(1回)


<みどりと森>
①新発田農7-4加茂

(バッテリー)
新発農:沼澤-葛見
加 茂:栢森、塚田、佐藤賢-三寄、佐藤壱、三寄
(二塁打)
新発農:長谷川(7回)、葛見(7回)、相馬(7回)
加 茂:三寄(8回)、佐藤賢(9回)、筒井(9回)

加茂の先発⑤栢森康生(1年)


新発田農の先発で主将①沼澤竜馬(2年)


1回裏、加茂が1死2、3塁から栢森康生の二野手選択の間に金子斗真(1年)が生還し先制


5回表、新発田農が2死満塁から山口隼生(1年)の左前2点適時打で同点に


加茂は6回から①塚田大輝(2年)が登板


6回表、新発田農が1死2、3塁から藤間優斗(1年)の内野ゴロの間に1点を勝ち越す

◇新発田農・倉繁正志監督の話◇
「沼澤はしっかり投げれば抑えられると思っていた。(立ち上がりは)緊張したのでは。部員は夏以降1人増えて10人になり、2人が助っ人。三塁手が試合の2日前にケガをしてしまった。(リードされたが)5回までに1点を取れれば焦らずに済むと思っていたが同点にしてくれた。(沼澤は主将でエースで四番だが)頼りっぱなし。真面目な選手。初回の連続四球以外はしっかり試合を作ってくれた。(2回戦の佐渡戦は)一次予選で対戦し、3対4で負けた相手。失策でウチが負けたので頑張りたい」

◇新発田農・沼澤竜馬主将の話◇
「立ち上がりが制球が悪くテンポも悪かった。次はきょうのようにならないようにしたい。(2回からは)投球間隔の間を短くしてテンポをよくしようとした。左打者へのスライダーがよかった。(7回には適時打も放ったが)ずっと打てなかったので1本打ててよかった。(最終回の失点は)投げ急いでしまった。(2回戦の佐渡戦へ)守備を中心に戦いたい」

②加茂暁星4-1新潟第一

(バッテリー)
暁星:藤井-伊藤謙
第一:近藤-大野
(二塁打)
暁星:永井(4回)、佐藤健(7回)
(三塁打)
暁星:佐藤健(9回)

新潟第一①近藤想真(2年) 140㌔超の直球を武器に加茂暁星打線を苦しめた


1回裏、新潟第一が1死1、3塁から嶋田那瑠(2年)の二ゴロの間に1点を先制


4回表、同点に追いついた加茂暁星は砂川功樹(2年)の左前適時打で永井大翔(2年)が生還し、2-1と逆転


加茂暁星①藤井聖也(2年) 初回に失点したが以降は無失点で完投した

◇加茂暁星・高橋諒監督の話◇
「新潟第一の近藤投手がいい投手というのはわかっていたので、とにかく球数を投げさせ、後半勝負と思っていた。4回に逆転できたのがよかったが、7回に無死2、3塁から1点も取れなかったのが…そこで取っていればもう少し楽に藤井も投げられたと思う。(藤井は)もともと三塁手で力強い球を投げていたので、春から投手の練習も始めた。前半力んで投げていたので、後半は力が抜ければよくなると思っていた。(4回のピンチを)粘ってくれたのがポイントだった。力が抜けてきた時の感覚を経験でわかってくれれば安定した投球ができると思う。(2回戦の新発田中央戦へ)シード校なので気を抜かず、今度は打者陣に頑張ってもらいたい」

◇完投した加茂暁星・藤井聖也投手の話◇
「きょうはスライダーがよく、打ち取ることができた。練習試合を入れても完投したことは初めて。守備が守ってくれたので安心して投げることができた。立ち上がりは力んでしまった。中学の時(新津五泉村松シニア)は投手はほとんどやったことがない。この春に基礎からやり始めた。ストライクを取るのが難しいと思った。(第一の近藤投手が)初回に三者凡退に抑えたので自分も抑えようと思ったが、1点取られてしまった。夏はリリースポイントをつかむために1週間毎日100球投げ込んだ。アウトコースでしっかりストライクが取れるようになった。夏の新潟明訓戦では(三塁手だった)自分の失策で負けたので、その悔しい気持ちが秋に繋がった。(2回戦の新発田中央戦へ)しっかり抑えて、チームの勝利に繋げたい」

◆新潟第一・近藤想真投手の話◆
「完投するつもりだったので前半は多少抑え気味でいった。調子は悪くなかった。直球は去年秋に130㌔くらいで、今年春に133㌔くらいだった。球速を測る機会がなく、この間の練習試合で142㌔が出たと言われた。体全体を使って投げるようにしている。投げる瞬間に体全体の力が入るようにしている。(課題は)空振りが取れる変化球がほしい。後半は高めが増えた。下半身に力をつけて、真っすぐを低めに投げ込むこと、空振りを取れる変化球を身につけたい。制球もよくしたい。(この冬は)走り込んで9回を投げるスタミナをつけたい。打者としてチャンスで回ってくることも多いので、自分も打てるようにならなければ」

③新津9-8巻総合

(バッテリー)
巻総合:山崎、本間-柏熊
新 津:早川、小出、早川-藤田
(二塁打)
巻総合:柏熊(6回)
新 津:鶴田(1回)、塚野(3回)
(三塁打)
巻総合:本間(7回)
新 津:濱(1回)

巻総合の先発①山崎真翔(1年)


1回裏、新津は安打で出塁した米田健吾(1年)が早川友基(1年)の適時打で先制のホームを踏む


巻総合は2回途中から⑥本間勇人(2年)がマウンドへ


2回裏、新津は主将の濱士門(2年)の中前適時打で追加点を挙げる


新津の先発①早川友基(1年)



5回表、巻総合は神田峻助(2年)の犠飛で小林凌大(1年)が生還し、3-9に


7回表、巻総合は風間愛斗(1年)の右前適時打で1点を追加、7-9に。この後、失策でさらに1点を追加し、8-9と1点差まで追い上げる


◎15日(日)の2回戦予定◎
※14日は試合なし
<鳥屋野>
①開志学園(10:00)新発田
②佐渡(12:30)新発田農

<五十公野>
①新発田中央(9:00)加茂暁星
②新潟北(11:30)羽茂
③敬和学園(14:00)新潟

<みどりと森>
新潟西(9:00)
②佐渡総合(11:30)村上
③五泉(14:00)新潟商

<悠久山>
①中越(9:00)帝京長岡
②長岡大手(11:30)高田北城
③三条(14:00)十海塩松[十日町総合・海洋・塩沢商工・松代]

<佐藤池>
①上越(9:00)小出
②柏崎(11:30)高田農商[高田農・高田商]
③三商長農正徳[三条商・長岡農・正徳館](14:00)糸魚川白嶺

<ベーマガ>
①十日町(10:00)三条東
②長岡向陵(12:30)上越総合技術

(取材・撮影・文/岡田浩人)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です