【高校野球】連覇狙う中越×秋4強の関根学園 第101回選手権・新潟大会の組み合わせ決まる

第101回全国高校野球選手権・新潟大会の組み合わせ抽選会が22日、新潟市の新潟テルサで行われた。今大会には連合5チームを含む77チーム(85校)が参加。3大会連続で各チームの主将が抽選くじを引く方式で組み合わせが決まった。組み合わせの結果、初戦となる2回戦で昨夏の優勝校・中越と昨秋県大会4強の関根学園の強豪私立が対戦する好カードが実現した。また開会式の選手宣誓は立候補者による抽選の結果、新潟向陽の大滝和真主将に決定した。大会は7月6日(土)に新潟市のハードオフ・エコスタジアムで開催される開会式で開幕する。8日(月)から1回戦が始まり、順調に日程が進めば、20日(土)に準々決勝、22日(月)に準決勝、24日(水)に決勝が行われる予定。

77チームの主将がくじを引いた組み合わせ抽選会
関根学園の吉原玲皇主将が中越と対戦するくじを引いた瞬間、会場がどよめいた

大会はハードオフ・エコスタジアムのほか、鳥屋野、五十公野、みどりと森の運動公園、悠久山、佐藤池、ベーマガスタジアムの各球場で開催される。出場チーム数は去年より5チーム少ない77チームで、夏の大会の参加チーム数が70台になるのは1976年以来、43年ぶり。連合チームは、分水村松阿賀野(分水、村松、阿賀野)、長農正栃(長岡農、正徳館、栃尾)、塩松十総(塩沢商工、松代、十日町総合)、久比岐柏総(久比岐、柏崎総合)、高田農商(高田農、高田商)の5チーム。部員不足のため西新発田、阿賀黎明、有恒の3校は欠場する。

◎新潟大会の組み合わせ表◎ ※新潟県高野連発表

◎左上のヤマ◎

◎左下のヤマ◎

◎右上のヤマ◎

◎右下のヤマ◎

◇中越・佐藤旦陽(あさひ)主将の話◇
「相手はどこでも同じ。初戦に合わせてやるだけ。今までやってきた準備を、プレーボールに合わせてやるだけ。秋春は不甲斐なかった。3年生中心に『見返そう』と1つになれた。チャレンジャーのつもりで、相手をよく見て状況判断をして勝つだけ」

◇関根学園・吉原玲皇(れお)主将の話◇
「引いた時はびっくりしたが、(中越を)引きたいと思っていた。初戦で中越に勝って波に乗り、上まで行ければと思っていた。春は打てなくて勝てなかったが、ここにきてチームの状態も上がってきた。夏は打ち勝つ野球で頂点へ駆け上がろうと思う」


◎開会式の選手宣誓は新潟向陽・大滝和真主将◎


開会式で選手宣誓を行うことが決まった新潟向陽・大滝和真主将


開会式で司会を務めるマネージャー4人…左から万代・佐藤優里さん、新潟東・上村莉乃さん、小出・星桃花さん、新潟・黒石楓さん

(取材・撮影・文/岡田浩人 撮影/武山智史)


【高校野球】連覇狙う中越×秋4強の関根学園 第101回選手権・新潟大会の組み合わせ決まる” への1件のコメント

  1. この季節、郷土の予選がいつも気になります。
    上京から数十年、我が母校の結果に一喜一憂しています。
    思い出深いのは昭和50年代でしたか”56年ぶり古豪復活”甲子園切符をつかんだ当時の新聞記事ですね。
    県勢は初戦敗退が続く中、新発田農の須藤投手、中越の穐谷投手、新潟南の林投手、そしてあの日本文理の伊藤投手、
    その他にも明訓の永井投手、文理の横山投手、飯塚投手など好投手を輩出しましたね。あわやノーノー中越の畔上投手、
    今年はどんな思い出を作ってくれるんでしょうか楽しみです。

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