【高校野球】中越・小鷹葵前主将を優秀選手表彰 日本学生野球協会

日本学生野球協会の2018年度の優秀選手に新潟県から中越高校3年・小鷹葵前主将(18)が選出され、その表彰式が21日、長岡市の同校で行われた。新潟県高野連の富樫信浩会長から賞状入りの記念盾を手渡された小鷹前主将は「チームの仲間や相手として戦った仲間から刺激を受けたことで、いただくことができた賞で感謝している」と感想を話し、大学でも野球を続けて「夢であるプロ野球選手を目指したい」と決意を新たにしていた。

表彰を受ける小鷹葵前主将 戦った仲間へも感謝の気持ちを表した

小鷹前主将は2年春から中越の正捕手として抜てきされた。高校時代の印象に残っている出来事について「2年生の夏の決勝で敗れ、最後の打者となったことで、『この思いを2度としたくない』と、どうやったら勝てるかを考えて過ごしたこと」と振り返った。悔しさをバネに3年生として迎えた昨夏の新潟大会では四番打者で主将として活躍し、同校の2年ぶり11回目の甲子園出場に貢献した。

卒業後は東都大学リーグの名門・青山学院大に進学する。「投手のレベル、捕手として見る打者のレベルも上がる。駆け引きを大事にして、夢であるプロ野球選手になるために、時間の使い方を大切に自分の持ち味を発揮したい」と意気込んでいる。2月2日に入寮し、3月からの静岡キャンプに備える。現在は2部の同大を「1部に昇格させることが目標」と言い切る。

記念の盾を手に笑顔を見せる 大学野球でさらなる飛躍を誓っている

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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