【イベント】BC選手の“心”写す 長岡市出身のカメラマン・武山智史さんが写真展

長岡市出身のフリーカメラマン・武山智史さんの写真展『グラウンドの主役たち4』が13、14日の2日間、長岡市のアオーレ長岡で開催された。2016年から毎年開催され、今年で4回目。過去3回は高校球児が題材だったが、今回はルートインBCリーグ・新潟アルビレックスBCの選手たちがテーマ。昨年3月のキャンプインから、公式戦の舞台裏、10月のNPBドラフト会議でDeNAから指名された知野直人内野手の指名の瞬間の表情をとらえた作品など35点が展示された。

4回目の開催となった写真展 大勢の人が来場した

武山さんは長岡市出身の38歳。長岡向陵高校では野球部に所属した。高校卒業後、専門学校を経て、スポーツ紙の写真部でアルバイトを経験。その後、長岡市出身のスポーツライター小林信也氏に師事し、現在は都内在住でスポーツ現場を中心に雑誌などで活躍しているほか、毎年夏にベースボール・マガジン社から出版される『高校野球・新潟大会展望号』のライターとして県内の各高校を精力的に取材している。

写真展を開催したカメラマンの武山智史さん

会場に展示されたのは、昨年3月10日の全体練習(キャンプ)開始日の写真から、開幕戦での選手の円陣、普段の練習や公式戦での代打に備えベンチ裏で準備する選手の表情など、選手の心の内までが伝わってくるものばかり。約8か月にわたって撮影された作品の数々を、訪れた人たちが見入っていた。

ハードオフ・エコスタジアムでのキャンプ初日の作品


選手の心の内が伝わってくる作品の数々

武山さんは「今後も定期的に新潟アルビレックスBCを撮り続けたい」と話す。また「新潟の野球界は『新潟メソッド』など全国への発信が多い。自分自身も写真を通じて発信を続けていきたい。次回は『高校野球の〝二極化〟』を題材にする予定」と話し、今後も地元での写真展開催に意欲を示している。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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