【NPB】巨人育成指名の荒井が仮契約 「這い上がって一流選手に」

先月のNPBドラフト会議で巨人から育成8位で指名を受けた関根学園高校3年の荒井颯太外野手(18)が16日、上越市内で巨人との入団交渉に臨み、仮契約を結んだ。支度金200万円、年俸230万円(金額は推定)で、背番号は「022」に決まった。木佐貫洋スカウトから帽子を被せてもらった荒井は「早く(合同自主トレで)練習したい。育成最後の指名だが、そこから這い上がり、一流の選手になれるよう頑張りたい」とプロとしての決意を語った。

仮契約を終えた荒井颯太(右)と木佐貫洋スカウト

30分ほどの入団交渉を終えた荒井は木佐貫スカウトと会見し、「伝統のある球団でプロ野球と言えば巨人というイメージ。指名してもらえてうれしい。しっかりとチャンスをものにし、這い上がっていきたい」と決意を語った。

木佐貫スカウトは「恵まれた体格で、右の大砲として大きく育ってもらえれば。(来季三軍監督に就任する)江藤(智)さんのような長距離砲、大きな当たりをいつでも打てるという期待で球場のファンが見てくれる姿を楽しみにしている」と期待を込めた。

今後は今月22日に正式契約を行い、23日に東京ドームで開催されるファン感謝イベントで他の新入団選手と一緒にユニフォーム姿がお披露目される。年明けの1月7日に入寮、9日から新人合同自主トレが始まる予定。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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