【高校野球】中越、十日町、県央工、上越がベスト4進出 春季県大会準々決勝

第132回北信越高校野球・新潟県大会(春季県大会)は9日、悠久山球場と佐藤池球場で準々決勝4試合がおこなわれ、ベスト4が決まった。中越、十日町、新潟県央工、上越の南支部4校が準決勝に駒を進めた。10日は長岡市悠久山球場で準決勝2試合がおこなわれる。上位2校が6月の北信越大会に出場する。


佐藤池① 上越が延長10回裏、6番・飯塚亜希彦投手の犠牲フライでサヨナラ勝ち


◎9日の準々決勝の結果◎
<悠久山>
①中越7-1村上桜ヶ丘
村桜 100 000 000 =1
中越 001 003 03× =7
(バッテリー)
村桜:川村、遠藤-大田、江花
中越:上村、高井-波方1回表、内野ゴロの間に3塁走者の本間怜央選手がホームインし村上桜ヶ丘が先制


村上桜ヶ丘の先発①川村航雅投手


3回裏、中越が3番・小林史弥選手の適時打で同点に追い付く


中越の先発①上村将太投手


6回裏、中越が上村将太投手の適時打などで3点を入れ勝ち越す

◇中越・本田仁哉監督の話◇
「上村は初回よくなかったが、経験がある分、立て直せた。攻撃は5回までフライアウトが10あり、セーフティーバントなどを入れたがつなぐことができなかった。(ベスト4進出だが)いろいろな経験をしながら、それでも打開して勝っていくという試合を1つ1つやっていきたい」

◇中越・上村将太投手の話◇
「75点くらい。立ち上がりを0で抑えていれば・・・。前回も1点取られている。終盤はしっかり低めに投げることができた。修正できたのはよかった。打撃はつないで点を取ることができた。打撃は最近全然打てていなくて悩んでいたが、6回のチャンスの場面で打ててよかった。(ベスト4で)すべては夏につなげるためと考えている」


<悠久山>
②十日町3-1開志学園
十高 001 100 010 =3
開志 100 000 000 =1
(バッテリー)
十高:高橋克-中條
開志:北沢-南
十日町のエース①高橋克幸投手


開志学園⑪北沢拓実投手


3回表、十日町が2番・二瓶旭選手の中前適時打で同点に追い付く

◇十日町・関井徹監督の話◇
「きょうはこういう展開の試合になると思っていた。高橋克には『きょうは責任を持って全部投げること。ピンチつくる回もピンチを作らない回もメリハリをつけていきなさい』と言っていた。(開志は競り合いで勝ってきたが)ウチは先制して追い付かれても後半勝負でやってきた。8回に1点を入れることができたのが大きい。高橋克は春は直球中心でやってきているので苦しい場面もあるが、夏に向けて投球の幅を広げていきたい。あすは何も失うものはない。秋も3回戦で中越に負けているので、チャレンジャーとして元気よくやりたい」

◇十日町・高橋克幸投手の話◇
「前の試合よりは少しずつ内容はよくなっている。いつも立ち上がりがよくないのでそこが課題。(初回失点も)終盤勝負と思っていたので我慢できた。きょうは思ったところで三振が取れたり、コースに決まったりしたのがよかった。冬場は走るメニューや体幹のトレーニングを多くやった。その成果で制球がよくなった。(ベスト4進出で)楽な試合は1つもないので、1つ1つ自分たちの野球をして勝っていきたい」


<佐藤池>
①上越2-1新発田農(延長10回サヨナラ)
新農 000 001 000 0  =1
上越 000 010 000 1× =2
(バッテリー)
新農:西山-斎藤
上越:飯塚-細川
新発田農①西山塁投手 被安打9ながら低めを丁寧に突く投球で最少失点に抑えた


上越①飯塚亜希彦投手 日本文理戦に続く好投で14奪三振


延長10回サヨナラ勝ちで初のベスト4進出を決めた上越

◇上越・川田淳監督の話◇
「きょうは全員がヒーロー。子どもたちが精神的に成長していることがここまでこれた要因。きょうのように打てずに緊迫した場面でもベンチのムードがいい。みんなを信頼している。飯塚はエースに成長してくれた。(ベスト4は)春夏秋を通じて初めて。(1991年から監督を務め公式戦でなかなか勝てない時期があったが)・・・そうですね。(言葉を詰まらせながら)・・・昔があったから今がある。あの時の選手も今は立派な大人に成長してくれている。OBたちの苦しみ、励ましがあったから今がある。打線と同じでつながって、今がある。(準決勝に向けて)きょうの反省を踏まえて次の試合のことを考えていきたい」

◇上越・飯塚亜希彦投手の話◇
「(10回のサヨナラ犠飛は)みんながつないでくれたので自分が決めようという強い気持ちだった。投球は要所要所では三振を取るつもりだった。あと1点取られたら負ける、という気持ちで投げた。(冬の成長部分は)安定性が増したのと、制球が全ての球種で内と外で投げ分けられるようになった。下半身強化を重点的にやった。春の練習試合ではあまりよくなかったが、大会に入ったら直球が伸び、自分でもびっくりしている。(準決勝に向けて)疲れはあるがチームのために投げる気持ちでいる。もっと上に行って上越高校の名前を上げられるようにしたい」


<佐藤池>
②新潟県央工5-1加茂暁星
暁星 001 000 000 =1
県央 011 000 30× =5
(バッテリー)
暁星:森山-伊藤
県央:堀、石橋-高野
加茂暁星①森山涼 被安打6、10奪三振の好投も先頭打者への四球が失点につながった


県央工⑩堀俊介投手 北越戦に続く好投で8回で被安打7、11奪三振


3回裏、県央工が4番・高野悠也選手の中犠飛で1点を勝ち越す

◇新潟県央工・高村俊洋監督の話◇
「リードをされなかったのがよかった。堀に尽きる。(相手が)好投手(森山)だったので先制したかった。足を絡めてプレッシャーをかけることができた。試合の流れで堀を引っ張った。最後は石橋に行ってもらった。堀が後半にかけて調子が上がっていったのがよかった。秋は石橋頼みのところがあったが、今はチーム全員で戦うという雰囲気が出てきている。(準決勝へは)一戦一戦チャレンジャーの気持ちでやっている。あすも変わらず上越に全力で挑むだけ」

◇新潟県央工・堀俊介投手の話◇
「北越戦の時に比べインコースを攻められなかったのが悪かったところで反省点。気持ちの部分だと思う。高めの直球が走っていたので、それと変化球をうまく使えた。冬場は体幹と下半身を鍛えて、体重が5キロ増えた。その分、スピードが出るようになった。(準決勝へは)上越は打つ打者がいるので、打たせて取る投球をやりたい」


◎10日の準決勝の予定◎
<悠久山>
①中越(10:00)十日町
②県央工(12:30)上越

(取材・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です