【高校野球】春の新潟県大会3回戦 文理、明訓ともに逆転コールド勝ち

第128回北信越高校野球・新潟県大会は4日、3回戦8試合がおこなわれている。鳥屋野球場の第1試合では昨秋優勝校の日本文理が豊栄に12-2で5回コールド勝ちし、4回戦進出を決めた。第2試合では新潟明訓が10-3で東京学館新潟を8回コールドでくだした。

<鳥屋野 日本文理12-2豊栄>
日本文理が先制されたものの中盤に集中打で逆転勝ちした。日本文理のマウンドは公式戦初先発の3年生⑱菅野孝涼選手。3回表に守備のミスで出た走者を還され豊栄に先制を許すと、4回表にも死球で走者を出し、長打で還され2点を先行された。菅野選手は「初先発で緊張した。守備のミスを自分がカバーし切れなかったことと、2ストライクに追い込んでからのボールが甘かった」と課題を挙げた。

日本文理の先発・菅野孝涼選手

3回表、小泉厚樹選手の適時打で豊栄が先制

4回裏、日本文理・渡辺大雅選手が逆転の左越え二塁打を放つ

2点を追う日本文理は4回裏、四死球と安打で満塁のチャンスを掴むと押し出し四球で1点を返し、6番・渡辺大雅選手がレフトに2点タイムリー2ベースを放ち逆転。菅野投手に代わって4回途中からマウンドに上がった小太刀緒飛選手、1年生の星兼太選手の連続タイムリー3ベースでこの回一挙6点を挙げた。さらに5回裏には小太刀選手、星選手の連続2ベースなどで6点を入れ、5回コールド勝ちした。日本文理の大井道夫監督は「菅野にはもう少し2ストライク後の組み立てを考えて欲しかった」と注文をつけた一方、「打つ方はしっかりボールをとらえていた」と打線に手応えを感じていた。

◆試合結果◆
<鳥屋野球場>
日本文理12-2豊栄(5回コールド)
新潟明訓10-3東京学館新潟(8回コールド)

<五十公野球場>
新発田中央4-0新発田商
新潟南8-1新津南(8回コールド)

<悠久山球場>
中越4-3長岡大手
十日町7-1分水

<佐藤池球場>
上越8-4帝京長岡
十日町総合5-3長岡商

◆6日の4回戦の予定◆
<悠久山球場>
9:00 日本文理-十日町
11:30 十日町総合-巻
14:00 佐渡-中越

<佐藤池球場>
9:00 村上桜ヶ丘-上越
11:30 糸魚川-新潟明訓
14:00 関根学園-新発田中央

<三條機械スタジアム>
10:00 見附-新潟工
12:30 新潟南-県央工

(取材・文/岡田浩人)


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