【大学野球】関甲新 新リーグ戦方式で6日から秋季リーグ戦開幕 

大学野球の関甲新学生野球連盟は6日から秋季リーグ戦が開幕する。これまでの1~3部に分かれたリーグ戦方式から変更。今季から3つの地区別に予選リーグ戦をおこなった後、それぞれの地区を勝ち上がった6校による決勝リーグ戦をおこない優勝校を決定するリーグ戦方式となる。

関甲新学生野球連盟のホームページより

新潟の新潟大と新潟医療福祉大は予選リーグ戦で「群馬・新潟地区」に所属。9校による1回戦制総当たりのリーグ戦をおこなう。同地区リーグには昨年の全日本大学野球選手権で優勝した上武大が所属している。群馬・新潟地区は上位2校が自動的に決勝リーグ戦に進むことができ、3位校は第6代表決定戦に進むほか、4位校も第6代表決定戦に進める可能性がある。

◎1、2年生で戦う新潟医療福祉大 佐藤監督「強豪との対戦楽しみ」◎
昨秋からリーグに参入し、今春リーグ戦で3部優勝し“2部昇格”を決めていた新潟医療福祉大の佐藤和也監督(前新潟明訓高監督)は、リーグ戦方式の変更について「昨年全国制覇した上武大など強豪との対戦が実現し楽しみ」と前向きに捉えている。打撃陣では宮島巧(2年・新潟明訓高出身)、堀口晃平(2年・専大松戸高出身)、小黒一輝(1年・日本文理高出身)の中軸が好調。特に宮島は木製バットに苦しんだ昨年に比べて飛距離が増し、持ち前の勝負強さに期待がかかる。

新潟医療福祉大の中軸を打つ宮島巧選手(新潟明訓高出身)

投手陣では竹石智弥(2年・新潟明訓高出身)が腰のケガから順調に回復しているものの今季の登板が微妙な状況だが、エース右腕の板垣瑞希(2年・酒田南高出身)、左腕の笠原祥太郎(2年・新津高出身)を軸に、佐藤悠人(1年・巻高出身)など力のある1年生も控えており最大3連戦に備える。

ダッシュで調整をおこなう板垣瑞希投手(中央)ら新潟医療福祉大の投手陣


新潟医療福祉大の選手たち

◎関甲新 群馬・新潟地区 予選リーグ日程表◎ ※関甲新学生野球連盟HPより

なお新潟県内では9月13日(土)12時から新潟医療福祉大野球場で新潟大学×新潟医療福祉大の公式戦がおこなわれる。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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