【NPB】3年ぶりの三条野球まつり ファーム・阪神×巨人2連戦が開幕

NPB(日本野球機構)ファーム交流試合となる阪神対巨人の2連戦が27日、三条市の三条パール金属スタジアムで開幕した。新型コロナウイルス禍で一昨年、昨年と開催が見送られてきたが、今年は3年ぶりに「三条野球まつり」として開催された。27日の第1戦は阪神が4対1で巨人に勝利した。

第2戦は28日の正午から、同スタジアムで行われ、阪神は今季ドラフト3位で入団した新人左腕・桐敷拓馬投手(新潟医療福祉大)の先発が予定されているほか、三条市出身の渡邉雄大投手(中越高-青山学院大-新潟アルビレックスBC-ソフトバンク)の登板も期待される。巨人は佐渡市出身の菊地大稀投手(佐渡高-桐蔭横浜大)の登板が期待される。

3年ぶりの開催となった三条でのファーム戦
左は巨人・二岡智弘二軍監督、右は阪神・平田勝男二軍監督

◎27日の第1戦の試合結果◎
<三条パール>

(バッテリー)
巨人:堀田賢慎、桜井俊貴、戸根千明-岸田行倫
阪神:小川一平、岩田将貴、石井大智、齋藤友貴哉、二保旭-榮枝裕貴
(二塁打)
巨人:増田陸(7回)
阪神:井上広大(2回)、マルテ(3回)
(三塁打)
巨人:岡田悠希(3回)、
(本塁打)
巨人:増田陸(5回・ソロ)
阪神:マルテ(8回・ソロ)

阪神の先発・小川一平は6回を投げ、被安打4、奪三振6、失点1


巨人の先発は2019年のドラフト1位・堀田賢慎


3回裏、阪神は無死1、3塁から糸井嘉男の右前適時打で先制


5回表、巨人は増田陸のソロ本塁打で1点を返す


球審は小千谷市出身の川上拓斗審判員(中越高-BCL審判員)が務めた


3年ぶりの開催で、スタンドには大勢の野球ファンが駆け付けた


8回裏、阪神はマルテが左越えソロ本塁打を放ち、4-1とリードを広げる。マルテはこの試合3打点の活躍をみせた

◇阪神・平田勝男二軍監督の話◇
「(3年ぶりの新潟開催について)ありがたい。三条はゲンがいい。空気がおいしい。温かい雰囲気の中で阪神ファンの声援を受け、感謝している。あしたは新潟の大学(新潟医療福祉大)出身の桐敷(拓馬)と、地元出身の渡邉(雄大)が投げるでしょう」

◇阪神・桐敷拓馬投手(新潟医療福祉大)の話◇
「(28日の先発予定で)久々の新潟登板なので、新潟の皆さんに楽しんでもらえるような投球を。(ファームで)巨人と戦える機会はあまりなく、一軍へのアピールになるのでしっかり投げたい」

試合後、28日の先発登板に向け意気込みを語る阪神・桐敷拓馬

28日の第2戦は正午の試合開始予定で当日券も販売する。大人2200円、小中高生1100円、未就学児は無料。問い合わせ先は三条パール金属スタジアム(電話:0256-32-8911)

<チケットのインターネット販売先>
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2218567&rlsCd=001&lotRlsCd=

(取材・撮影・文/岡田浩人)