【中学硬式】新潟シニアが日本一目指す 2日開幕の日本選手権

中学硬式野球の全国大会「第49回日本リトルシニア日本選手権大会」が2日、宮城・仙台市などで32チームが参加して開幕する。新潟県勢では新潟シニア(信越2位)が出場し、2日の1回戦で愛知木曽川シニア(東海2位)と対戦する。チームは「目標は日本一」と意気込んでいる。

10回目の日本選手権出場となる新潟シニア

新潟シニアは6月に長岡市などで開催された信越連盟夏季大会で準優勝。今春の全国選抜大会に続き全国大会出場を決めた。日本選手権の出場は節目となる10回目で、2006年の準優勝が過去最高成績となっている。

この夏はエース左腕の川俣謙心(五泉中3年)を中心に堅い守備で新潟ブロック予選を優勝し、続く信越夏季大会で上田、長野南、柏崎を破って決勝に進出。決勝では佐久に3対4で惜敗したが、準優勝で日本選手権出場を決めた。

信越夏季大会で力投するエースの川俣謙心(五泉中3年)

更科悠風主将(燕北中3年)はチームの調子について、「課題だった打撃は練習試合で二けた得点ができるようになってきた。やっと打線になった。投手陣の調子も上がり、チームも完成に近づいてきた」と手応えを感じている。「サポートしていただいた皆さんに結果で返したい。日本一が目標」と意気込んでいる。

南場将也監督は「チームはいい雰囲気で大会を迎えられる。目の前の相手に集中し、いつも通りのウチの野球をやってもらえれば」と選手の躍動に期待している。

◎第47回日本選手権の組み合わせ◎
※日本リトルシニア中学硬式野球協会のHPより
(黄色は新潟野球ドットコムが色付け)

(取材・撮影・文/岡田浩人)