【BCL】エコスタで合同トライアウト開催

ルートインBCリーグは7日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで来季の新人入団テストとなる「合同トライアウト」を開催。18歳から47歳までの53人が打撃テストやブルペン投球などの一次テストに臨み、一次を通過した受験者25人が実戦形式となる二次テストに挑んだ。トライアウトは8日に長野県、14日に石川県で開催され、14日のドラフト会議で指名された選手が合格者となる。

新潟市のハードオフ・エコスタジアムを会場に実施されたBCL合同トライアウト

BCリーグのトライアウトは例年、関東と関西で開催されていたが、ことしは新型コロナウイルスの影響で、新潟、長野、石川の3会場での開催となった。合同トライアウトが新潟県内で開催されるのは2007年のリーグ創設以降初めて。

受験者は北海道、東北、関東、関西から集まった。新潟県出身者は6人で、午前中は50メートル走、60メートル送球、守備テスト、ブルペン投球、打撃テストの一次テストに臨んだ。一次を通過した25人が二次テストとなる実戦テストに挑んだ。投手では最速144キキロをマークした大学生など楽しみな素材もいて、12球団の首脳陣が真剣な表情で受験者の動きをチェックしていた。

新潟アルビレックスBCの辻和宏編成部長は「レギュラー選手が退団し、補強ポイントは投手、内野手、外野手と全てのポジションにわたる。いい選手もいた。トライアウト、特別合格を含め、地元の選手は特に注目している」とコメントした。

14日の石川でのトライアウト終了後、ドラフト会議が非公開で行われ、合格者が発表される。また、各球団の判断でトライアウト受験が免除された「特別合格選手」も併せて発表される。

(取材・撮影・文/岡田浩人)