【高校野球】新潟明訓が中越に逆転サヨナラ 加茂暁星は日本文理に完封勝ち 秋季県大会準々決勝

来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第143回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」は19日、準々決勝4試合が2球場で行われ、加茂暁星、関根学園、東京学館新潟、新潟明訓の4校がベスト4進出を決めた。加茂暁星は今夏準優勝の日本文理に完封勝ち。関根学園は新潟工にコールド勝ちした。東京学館新潟は新発田中央に競り勝った。新潟明訓は3点差を追う9回に4点を挙げ、今夏優勝の中越に逆転サヨナラ勝ちした。

準決勝2試合は21日に三条パール金属スタジアムで行われる。上位3校が10月に富山県で開催される北信越大会に出場できる。

三条パール②新潟明訓5-4中越
9回裏、新潟明訓の種﨑樹(2年)が2死2、3塁から中前に逆転サヨナラ打を放つ

◎19日の準々決勝の試合結果◎
<五十公野>
①加茂暁星4-0日本文理
→加茂暁星は2019年秋に続くベスト4

(バッテリー)
文理:塚野太陽、田中晴也-小檜山晴希
暁星:濵谷直生-齋藤大優
(二塁打)
文理:塚野太陽(3回)、田中晴也(8回)
(三塁打)
文理:土野奏(1回)

②関根学園7-0新潟工(7回コールド)
→関根学園は2018年秋以来のベスト4

(バッテリー)
新潟工:桐生隼、寺澤啓人-近藤伶
関 根:平井蓮人-大竹直樹
(二塁打)
関 根:染川剛生(3回)、平井蓮人2(4回、7回)
(三塁打)
新潟工:近藤伶(4回)


<三条パール>
①東京学館新潟2-1新発田中央
東京学館新潟は2015年秋以来のベスト4

(バッテリー)
学館:髙野大地-神保智哉
中央:長谷川翔午-本間一皓
(二塁打)
学館:上村啓次郎(5回)、四方渚人(8回)
中央:本間一皓(7回)、大滝陽向(8回)

8回表、東京学館新潟は四方渚人(2年)の右中間適時二塁打で2-1と勝ち越し

②新潟明訓5-4中越(9回サヨナラ)
→新潟明訓は2017年秋以来のベスト4

(バッテリー)
中越:渡辺恵多-外山俊
明訓:栁下祐希、飯濱友翔-加藤麗桜
(二塁打)
中越:渡辺恵多(8回)
明訓:高橋佑季(3回)、大滝快晴(6回)


◎21日(月)の準決勝予定◎
<三条パール>
①東京学館新潟(10:00)新潟明訓
②関根学園(12:30)加茂暁星

◎第143回北信越高校野球新潟県大会・勝ち上がり◎
※新潟県高野連HPより

(取材・撮影・文/岡田浩人 取材・撮影/岡絃哉 情報協力/各地の皆様)