【高校野球】組み合わせ決まる 18日開幕の独自「夏季大会」

新潟県高野連は1日、夏の選手権大会が中止となったことを受けて開催される独自大会「令和2年度新潟県高校夏季野球大会」の組み合わせを代理抽選(非公開)で行い、トーナメントの対戦カードが決まった。大会は7月18日に開幕し、順調に日程が消化すれば8月6日に新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝戦が行われる。

今大会の参加は連合チームを含む73チーム(83校)。連合チームは白吉阿村(白根・吉田・阿賀野・村松)、長農正栃(長岡農・正徳館・栃尾)、十海塩松(十日町総合・海洋・塩沢商工・松代)、常総久(柏崎常盤・柏崎総合・久比岐)の4チーム。部員不足のため、分水、有恒、長岡高専の3校が欠場する。

◎夏季大会のトーナメント表◎ ※新潟県高野連発表

抽選は北支部36チームと、南支部に加茂市内の3校を加えた37チームに分かれて非公開で行われた。新潟県高野連によると、①球場までの距離、②各校の定期考査の日程、を考慮した上で代理抽選を行った。

抽選後、新潟県高野連の中原丈二専務理事は取材に対し、「自治体や関係団体の配慮があり、これだけの数の球場を確保できたことに感謝したい」と述べ、「選手には熱中症や感染症対策に十分気をつけた上で、ケガのないように大会に臨んでもらいたい。一緒に大会スローガンにある『グッドゲーム(Good Game)』を作っていきましょう」とエールを送った。

(取材・文/岡田浩人)