【BCL】新潟アルビレックスBCが今季初実戦で勝利

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは17日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで今季初の練習試合を行った。東京の社会人硬式クラブチーム・リベンジ99を相手に3対1で勝利した。新潟の次戦は19日、敵地で群馬ダイヤモンドペガサスとのオープン戦に臨む。

1回裏、新潟の攻撃
内野安打で出塁した纐纈英騎が3塁に進み、犠飛で先制のホームを踏む

◎17日の練習試合の結果◎
<ハードオフ>
新潟アルビレックスBC 3-1 リベンジ99
リベンジ 000 000 100 =1
BC新潟 100 010 100 =3
※特別ルールで9回裏も実施
(バッテリー)
リベンジ:中川、北川、瀬尾、高木、山本-寺嶋、佐藤
BC新潟:田村、木原田、小野、中西、大竹-宮沢、齋藤、土井
(二塁打)
新潟:知野
(三塁打)
新潟:伊藤

試合前、新潟の選手はベンチ前で円陣を組み、今季初試合に気合を入れる


新潟の先発は6年目の田村勇磨(日本文理高出身) 4回を投げ無失点


新潟の2番手は新人・木原田崇俊(日本経済大) 最速142キロで1回を無失点


新潟の新人・伊藤匠(アップルスポーツカレッジ)は三塁打、右前打の2安打を放つ


最終回に登板し、1回を無失点に抑えた新人・大竹樹希哉(五泉市出身)


新潟は今季初の実戦を勝利で飾った

◇新潟・加藤博人監督の話◇
「田村は去年の今頃に比べたら数段いい。この試合に先発することはキャンプ前から伝えていた。真っすぐもチェンジアップが低めに決まっていた。結果もよかった。木原田は、いい球はあるが勝負球がまだ弱い。どうしても真っすぐに頼ってしまう。勝負球の精度を上げてほしい。使い方はオープン戦で見極めたい。中西はこういうセットアッパーの使い方になる。初戦としては合格点。小野は144キロが出て速かった。大竹は使い勝手がいい。先発も抑えもできそう。適性を試している。(打撃は)伊藤が結果を出した。今年は結果重視でいく。まず結果を出してほしい」

◇新潟の先発・田村勇磨投手の話◇
「まずまず。初の試合ということで初回はシーズンよりも気持ちを入れた。ここからスタートしていくので、チームとしてもいいスタートが切れたのでは」

◇2番手で登板した新潟・木原田崇俊投手の話
「緊張したが、纐纈さんから『自信を持って投げろ』と声を掛けてもらい1球ごとにほぐれてきた。監督からはカーブとスライダーの質を上げれば決め球のチェンジアップがいきてくると言われた。探りながら、考えながら投げることができた」

◇2安打の伊藤匠選手の話◇
「(5回の)三塁打は真っすぐを狙っていたところ、真っすぐがきた。ちょっと詰まったが飛んだコースがよかった。(7回の適時打は)変化球が来るかなと思ったところにフォークが来て合った。1本欲しかったところで打つことができた」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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