【中学硬式】シニア新潟選抜が知事に優勝報告 日台国際野球大会

年末年始に台湾で開催された「日台国際野球大会」で初優勝を飾った「新潟選抜チーム」のメンバーが27日、新潟県庁を訪れ、米山隆一知事に優勝を報告した。チームは県内のリトルシニアチームに所属する中学3年生の選抜メンバーで編成され、これから高校での活躍が期待される。選手たちは「しっかり声を出し優勝することができた」などと感想を話し、米山知事は「この成果をこれからいかしていただき、さらに新潟県の野球を盛り上げていただければ」と期待を寄せた。

米山隆一知事(前列左から5人目)に優勝を報告した新潟選抜のメンバー

大会は12月29日から1月2日まで開催され、新潟選抜には23人が選ばれた。日本から9チーム、台湾から10チームが参加し、日本側は台湾側のチームと総当たりで計10試合を戦い、勝ち点制で順位を争った。信越連盟代表として臨んだ新潟選抜は8勝1敗1分で初優勝を飾った。

選抜チームの土田利史監督(NGM監督)は「新潟の野球レベルが上がったことを実証できた」と報告。米山知事は「違う世界でプレーをすることは成長に繋がる。広い視点を持ち、より一層いい選手になって、新潟県の野球を盛り上げていただきたい」と選手にエールを送った。

笑顔で大会の様子を報告する選手たち


取材を受ける大会MVPの高岡蓮投手(NGM)

エースとして3勝を挙げ、大会MVPを獲得した新津五泉村松(NGM)シニアの高岡蓮投手(村松桜中3年)は「日本の打者よりも長打力があったので、コースをしっかり突いた。このメンバーで優勝できたことがうれしい。このメンバーと切磋琢磨し、高校でも新潟県初の全国制覇を目指したい」と話した。

土田監督は「初優勝は最高のメンバーが集まった結果。選手はこれから大きく羽ばたいて、進学先でいい戦いをして、新潟のレベルを上げてくれれば」とそれぞれの今後の活躍に期待を込めた。

<優勝した新潟選抜メンバーの進学先(予定)>
(1)高岡 蓮(NGM)=日本文理高校
(2)小柳 空(三条) =開志学園高校
(3)小黒和眞(長岡) =中越高校
(4)五十嵐太一(NGM)=新潟明訓高校
(5)長谷川丈翔(三条)=北越高校
(6)中村周磨(柏崎) =新潟産大附高校
(7)船山陽大(新発田)=日大山形高校(山形)
(8)大矢 怜(三条) =日本文理高校
(9)清水智也(上越) =開志学園高校
(10)阿部大毅(新潟西)=聖望学園高校(埼玉)
(11)中島貴斗(新潟北)=新潟明訓高校
(12)横尾玲生(上越) =中越高校
(13)武田貴市(新潟) =遊学館高校(石川)
(14)和田昂樹(柏崎) =新潟産大附高校
(15)遠藤友陽(三条) =新潟明訓高校
(16)河村利毅(新潟) =神港学園高校(兵庫)
(17)諸橋立史(長岡東)=浦和学院高校(埼玉)
(18)佐藤旦有夢(新潟江南)=中越高校
(19)荒木駿平(NGM)=中越高校
(20)佐藤優太(長岡東)=浦和学院高校(埼玉)
(21)齋藤現起(NGM)=日本文理高校
(22)吉田健人(NGM)=新潟明訓高校
(23)荒木友斗(NGM)=加茂暁星高校

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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