【中学硬式】新潟ポニーで入団式 「チームの勝利に貢献」誓う

新潟市で活動する小中学生の硬式野球チーム「新潟ポニーベースボールクラブ」の入団式が9日、新潟市東区で行われた。毎年この時期に卒団式と併せて実施するが、今年は卒団する中学3年生がいないため、今年度新たに入団した中学生6人と小学生4人の計10人の入団式を行った。新入団生は「礼儀を学び、団結して正しい野球を学ぶ」「学年が上がるにつれ、いい選手になれるよう頑張りたい」と決意を述べた。

入団式を行った新潟ポニーベースボールクラブ

新潟ポニーは1989年に創設された小中学生硬式野球チームで、今季で29年目となる。新潟市東区下山に専用グラウンドを持ち、土日祝日に練習を行なっている。ポニーリーグの試合では、スタメン9人に限って一度選手交代しても再度試合に出られるという「リエントリー」というルールが適用され、選手の出場機会を増やす目的が特徴となっている。

今季は中学3年生がいないため、各大会で苦しい戦いを強いられたが、中学2年生が4人、中学1年生が2人の計6人が新たにメンバーに加わり、中学生が11人となった。また小学生では4人がメンバーに加わり、計10人となった。

入団の誓いを読み上げる新入団の小学生(前列)と中学生

今季入団した荒沙涼(あら・さら)さん(13・新潟第一中1年)は「最初は軟式球とのバウンドの違いに戸惑ったが、次第に慣れてきた。とても明るくて楽しいチーム。目標は少しでも多くヒットを打ち、チームの勝利に貢献したい」と意気込みを話した。

野田陽斗主将(14・大形中2年)は「今季は中学1、2年生が中心で最初は勝てなかったが、後半は練習試合などでも勝てるようになってきた。来年は7月に全日本大会で優勝することが目標。打撃が課題なのでこの冬は素振りや筋トレを多くして、春にグラウンドに出た時に打てるようにしたい」と来季への意気込みを話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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