【高校野球】新潟南高校野球部が創部70周年で記念祝賀会

新潟南高校野球部が創部70周年を祝う記念祝賀会が29日、新潟市内のホテルで開かれた。野球部OBや歴代監督など約80人が集まり、「三たび甲子園へ」と1989年以来3度目の同校甲子園出場へ後押しを誓い合った。

新潟南高校の創部70周年祝賀会

新潟南高校野球部は戦後間もない1946年の創部。OB会は1961年に設立された。1984年夏には甲子園初出場で県勢戦後初のベスト8に進出。1989年夏には2度目の甲子園出場を果たした。ただ以降27年間は甲子園出場から遠ざかり、OB会は「この70周年をきっかけに三たび甲子園を目指すきっかけとなれば」と会を開いた。

祝賀会では歴代OB会長である川上公平氏(1945年卒)、下川信也氏(1956年卒)、中村昭夫氏(1957年卒)に感謝状が贈られた。1984年と1989年に2度甲子園出場を果たした関川弘夫元監督は「情熱にプラスアルファ、執念を加えなければ甲子園から招待状が来ない。執念を高めるため、ここにいる皆様から後押しをしていただくことが甲子園に近づく一歩」と挨拶した。

OB会設立55周年の節目でもあり、歴代OB会長に感謝状が贈られた


1984年、1989年の2度、甲子園に導いた関川弘夫元監督


1984年夏の甲子園ベスト8メンバーも出席した


挨拶する斉藤貴教監督


祝賀会にはOBら約80人が集まった

新潟南は今夏は優勝した中越と3回戦で対戦し0対3で敗れた。OBでもある斉藤貴教監督(1993年卒)は「昨年赴任し、生徒の熱い心に火をつけなければと感じ、そこから戦える集団を作ろうとやってきた。もう一度甲子園へという皆様の思いをしっかり受け止め、生徒と共に精進していきたい」と決意を述べた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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