【BCL】高卒新人の高田が初勝利 新潟が後期連勝スタート

ルートインBCLの新潟アルビレックスBCは26日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、1対0で勝ち、後期開幕から2連勝を飾った。新潟は初回に纐纈隼基の適時打で先制。先発の田村勇磨(日本文理高出)が2回の守備で右腕に打球を受け退場するアクシデントがあったが、緊急登板した新人の高田郁美斗が3回を無得点に抑える好投を見せ、初勝利を挙げた。新潟の次戦は7月2日13時から高田公園野球場で信濃グランセローズと戦う。

3回から登板し初勝利を挙げた高田郁美斗投手(留萌千望高出

◎26日の試合結果◎
新潟1-0群馬
群馬 000 000 000 =0
新潟 100 000 00× =1
(バッテリー)
群馬:●沼田(3勝4敗)、柿田、山﨑-八木
新潟:田村、○高田(1勝)、雨宮、渡辺雄、高井、S知念(2勝3敗1S)-前田

1回裏、新潟が纐纈隼基選手の右前適時打で先制


2回裏、右腕に打球を受け退いた田村勇磨投手 心配されたが打撲と診断された


1点差で迎えた9回は新人・知念広弥投手が抑えた


BC初勝利を挙げ、MVPを受賞し笑顔を見せる高田投手

◇初勝利の新潟・高田郁美斗投手の話◇
「(2回の田村投手のアクシデントで)あわてて作ったが気持ちを落ち着かせた。投げたいと思っていたので準備はしていた。最初は全然落ち着かなく、リリースもバラバラだったが5回表は落ち着いて投げることができた。3人で終わった回がなく、四球もあり、そこが自分の課題。高校の時から投げてきたナックルが決め球でもカウント球でも使うことができる。(初勝利は)後に投げて抑えてくれた投手のおかげ。形はどうあれ1勝できて、チームに貢献できたのはうれしい。今は最速142キロなので150キロを目指したい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です