【女子野球】野球好き女子が交流戦 BBガールズフレンドシップマッチ

女子野球の普及活動を進めている「BBガールズ普及委員会」は14日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで女子児童による交流戦「第9回BBガールズフレンドシップマッチ」を開催した。北は村上市、南は津南町から小学生の女子31人が参加。今年は初めて佐渡市から2人が参加した。このイベントの卒業生である中学生や高校生が手伝い、交流戦3試合をおこなったほか、埼玉県の女子強豪チーム「侍(さむらい)」と開志学園女子硬式野球部によるエキジビションマッチもおこなわれた。

参加した小学生31人とOGの中学生、開志学園、侍のメンバーで記念撮影

参加者は地元の学童チームに所属している女子がほとんどで、普段は女子だけで試合をする機会がない。そのためイベントは貴重な試合経験を積める場となっている。今年は9回目で初のエコスタ開催となった。参加した女子選手はボールを投げ、打ち返し、広いグラウンドを駆け抜け、得点を挙げると大きな声で喜び合い、野球のプレーを楽しんでいた。

女子同士で交流戦を実施 得点が入るたびに大きな歓声で包まれた

投手を務めた中条ウィングス6年生の中島安理さん(12)は「初めて参加した。女の子同士で楽しい。久しぶりに投手をしたが三振を取ることができてうれしかった」と笑顔を見せた。

BBガールズ普及員会の頓所理加代表は「スコアボードに子どもたちの名前出せることができてうれしい。この場所で野球ができて楽しかったなと思ってもらい、自分のチームで野球に取り組んでもらえれば」と話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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