【高校野球】中越 慶応にサヨナラ負け 第100回選手権記念大会1回戦

第100回全国高校野球選手権記念大会は5日に甲子園球場で開幕し、1回戦3試合が行われた。新潟代表・中越は北神奈川代表・慶応と対戦。7回に同点に追いついたが、9回にサヨナラ打を打たれ、2対3で敗退。24年ぶりの甲子園勝利はならなかった。

◎5日の1回戦の試合結果◎
<甲子園>
中越2-3慶応(9回サヨナラ)
中越 001 000 100 =2
慶応 101 000 001 =3
(バッテリー)
中越:①山本、⑨山田、①山本、⑨山田、①山本、⑨山田-小鷹
慶応:①生井、⑩渡部-善波
(二塁打)
中越:小鷹(3回) 続きを読む


【高校野球】中越 甲子園ベンチ入りメンバー紹介(後編)

「第100回全国高校野球選手権記念大会」に新潟代表として2年ぶり11回目の出場を果たした中越高校のベンチ入りメンバー18人と記録員を前編・後編の2回に分けて紹介する。

※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打


⑩広川俊也(ひろかわ・としや)3年・外野手
 長岡西中 175センチ 65キロ 右投右打

外野手の控え。強肩が武器。16年に甲子園出場を果たした代の主将・広川健介さんの弟で、「入学時は捕手で、15年の波方(凌)さんに憧れて入学した」と話す。ただ入学してみると「想像以上の練習だった」という。全体練習後も必死に自主練習で汗を流し、昨秋、外野手としてベンチ入りを果たした。副将として小鷹主将をサポートしながらまとめ役を果たした。。甲子園では一塁コーチとして、大きな声を出し、「代打で出る機会があれば流れを変える一振りをしたい」と力を込める。 続きを読む


【高校野球】中越 甲子園ベンチ入りメンバー紹介(前編)

「第100回全国高校野球選手権記念大会」に新潟代表として2年ぶり11回目の出場を果たした中越高校のベンチ入りメンバー18人と記録員を前編・後編の2回に分けて紹介する。

※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打


①山本雅樹(やまもと・まさき)3年・投手
 直江津中 176センチ 83キロ 右投右打

この夏はエースとして新潟大会で先発を重ねてきた。直江津中で中2の夏に四番打者・一塁手として全国ベスト4を経験。中3から投手。「テレビで甲子園で戦う中越を見て、進学を決めた」と話す。入学時から本田監督が「今井啓介以来の逸材」と話し、2年に入ると実戦経験を重ねてきた。ただ、この夏は初戦で6失点。「チームに迷惑をかけた。体の開きが速かった。徐々に試合の中で修正する力がついた」と振り返る。大会が進むごとに調子を挙げ、準決勝、決勝は2試合連続で完投。最速142キロの直球とスライダーが持ち味。甲子園では「テンポよく、攻撃に繋がる投球をして、持ち味の直球で抑えたい」と意欲を見せる。 続きを読む


【高校野球】それぞれの夏・・・手術を経て“成長”した左腕・山田叶夢

第100回全国高校野球選手権記念大会が5日に開幕する。新潟代表として2年ぶり11回目の聖地出場となる中越は、大会初日の第3試合で北神奈川の強豪・慶応と対戦する。中越の本田仁哉監督は2年4か月前、入学したばかりの右腕・山本雅樹、そして左腕の山田叶夢(とむ)の2人の投手と、集まった選手たちを見て、「この2人で、このメンバーで、甲子園で勝てるチームを作る」と胸を躍らせたという。ところが左腕の山田は今春、左ひじの痛みから手術を余儀なくされた。今夏の新潟大会で実戦復帰した山田だったが、準々決勝で打者3人に投げ1失点で1死も取れずに降板した。しかし、本田監督、そしてチームメイトはこの山田の投球を見て、「これで戦える」と自信を持ったという。山田自身、「ケガをしたことで成長できた」と前を見据える。甲子園という大舞台での復活へ、山田は全力で腕を振る。

左ひじの手術から復活を期す中越・山田叶夢 続きを読む