【大学野球・高校野球】新潟医療福祉大が高校生と初の練習試合

大学野球の関甲新1部に所属する新潟医療福祉大の1、2年生チームと高校野球の開志学園によるオープン戦(練習試合)が22日、新潟市北区の新潟医療福祉大野球場でおこなわれた。2013年創部の新潟医療福祉大硬式野球部が高校生と試合をするのは初めて。試合は3対2で開志学園が勝利した。

高校生の開志学園(左)と新潟医療福祉大の初の練習試合

◎22日の練習試合結果◎
開志学園3-2新潟医療福祉大
医福 000 100 100 =2
開志 001 020 00× =3
(バッテリー)
医福:漆原(新潟明訓)、中村(関根学園)、土屋、山田(長岡工)、笹生、佛川(東京学館新潟)-齊藤(関根学園)
開志:北澤、信田-川見

試合は6月に新人戦を控え「1、2年生に試合経験を積ませたい」(新潟医療福祉大・佐藤和也監督)という大学側と、「より高いレベルのチームを相手に実戦経験を積みたい」(開志学園・川上大輔監督)という高校側の思いが一致し実現した。佐藤監督と川上監督は新潟明訓高校時代の師弟関係の間柄でもある。

試合は高校生は金属バット、大学生は木製バットを使用しておこなわれた。3回に開志学園が先制し、4回に新潟医福大が同点に追いついたが、5回に開志学園が2点を勝ち越し。7回に新潟医福大が1点差に詰め寄ったが、開志学園が3年の北澤拓実投手から2年の信田悠太朗投手のリレーで逃げ切った。

大学生と高校生が対戦 大学生は木製バットを使用した


7回から登板した開志学園・信田悠太朗投手(2年)

開志学園の名畑陽呂主将は「シートノック、声の出し方、1つ1つがレベルが高かった。(漆原投手には)手が出なかった。いい投手と試合をさせてもらって、県内にこれほどレベルが高い高校は他にはないので自信になった」と感想を話した。川上大輔監督は「大学生と試合ができる機会はなかなかない。特に相手の先発・漆原(大晟)投手の速球は新潟県の高校生ではいないレベル。レベルの差をものすごく感じた中、選手たちが粘って自分たちがやることをしっかりやって勝てたことは高校生にとって夏につながる内容だった。守備がしっかりできれば力のあるチームが相手でもしっかり試合ができることがわかったと思う」と貴重な機会に感謝していた。

新潟医療福祉大の佐藤和也監督は「1、2年生は試合出場に飢えていて、こういう試合ができることはメリットが大きい。高校生にとっても新潟県内で高いレベルの野球に触れる機会があることは大きな経験になると思う。ウチの大学の野球部の雰囲気もわかってもらえるので、高校生には進路選択を考える上での参考にしてもられば」と感想を話した。既に次週には県内公立高との練習試合も決まっていて、「今後も続けていきたい」と話していた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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