【中学硬式】「高校で甲子園目指す」 新潟ポニー入卒団式

新潟市で活動する小中学生硬式野球チーム・新潟ポニーベースボールクラブの入卒団式が5日、新潟市東区でおこなわれ、ポニーからは中学3年生4人が卒団、小学生のブロンコからは6年生3人が卒団し、1人が入団した。

卒団証を手にするポニーの4人(左側)とブロンコの3人(右側)

ポニーリーグの試合では、スタメン9人に限って一度選手交代しても再度試合に出られる、という「リエントリー」というルールが適用されるのが、リトルシニアやヤングリーグと違う特徴。新潟ポニーベースボールクラブは1989年に創設された小中学生硬式野球チームで、今季で27年目。新潟市東区下山に専用グラウンドを持ち、土日と祝日に練習をおこなっている。

今季は昨季に続き関東連盟春季大会のポニー大会(中1~3年)を突破し、7月の全日本選手権大会にを果たした。1回戦で東京・三鷹中央を相手に1対2で惜敗したものの、2年連続となる選手権出場を果たした。

入卒団式終了後にはもちつきがおこなわれた 杵を持ち上げるのは伊藤渉前主将

伊藤渉前主将(光晴中3年)は「小学3年生で入団し、7年間あっという間だった。今年8月に選抜メンバーとしてアメリカでの交流大会に参加したことが印象に残っている」と振り返り、「(チームとして)人の入れ替わりがある中でコミュニケーションや団結力の大切さを学ぶことができた。高校でも甲子園を目指して努力を続けたい」と意気込みを話した。馬場慧祐新主将(大形中2年)は「冬場の練習で体を強くして、全日本選手権に3年連続で出場できるよう頑張りたい」と話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)