【BCL】新潟の間曽&平野のバッテリーがMVP受賞

ルートインBCリーグは28日、東京都内のホテルで2015年シーズンのタイトル表彰式「ルートインBCリーグAWARD」を開催した。シーズンMVPには投手部門で間曽晃平投手、野手部門で平野進也捕手の新潟アルビレックスBCのバッテリーが選出された。今季から新設された最優秀監督賞には新潟の赤堀元之監督が選ばれた。ベストナインには新潟から間曽投手、平野捕手のほか、野呂大樹外野手の3人が選ばれた。タイトル表彰では新潟から最多勝(13勝)の間曽投手、最優秀防御率(1.60)の中西啓太投手、首位打者(.362)の平野捕手、盗塁王(45盗塁)の野呂大樹外野手の4人が表彰された。AWARDは初開催で、ファンや関係者140人が参加した。

MVPを獲得した平野進也捕手(左)と間曽晃平投手(右)

MVPを獲得した間曽投手は「シーズン投手から頑張ってきた結果だが、この結果に満足せず精進したい。自分にできることをと思ってきた。(6年間在籍した新潟を退団するが)新潟のファンの応援のおかげでこのような賞を獲ることができたと思う。(涙を見せ)まさかこのような形で挨拶できると思っていなかったので涙が出てしまうが、環境を変えてもう一度挑戦しようと思う。サポーター感謝デーで挨拶したかったが、それが叶わず心残りだった。今後もBCリーグへの応援をよろしくお願いします」と挨拶した。

平野捕手は「試合に出る限りは守備も打席もおろそかにならないようにした。その結果だと思う。こうして野球に打ち込める環境を与えてくださった皆様、ファンの皆様、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

MVP受賞挨拶で6年間在籍した新潟から離れることについて涙を見せる間曽投手
(ルートインBCリーグAWARD2015の配信動画より)

<AWARDの動画は以下から>
http://www.ustream.tv/recorded/78651227

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【BCL】新潟が10選手を指名 片岡、古澤は地元枠 BCリーグドラフト会議

ルートインBCリーグは28日、東京都内のホテルでドラフト会議を開いた。新潟アルビレックスBCは10選手を指名した。新潟県出身選手として片岡優斗内野手(19・日本文理高出身)、古澤敦也外野手(18・上越高)の2選手を地元枠で指名、通常指名で8選手を指名した。

エースの間曽晃平投手、内野手の要遊撃を守った佑紀選手らベテランをはじめ、捕手の2人が退団した新潟は、即戦力の投手を念頭に投手4人を指名する一方、捕手2人を含む野手6人を指名した。新人選手の入団会見は12月10日に新潟市のハードオフ・エコスタジアムでおこなわれる予定。

新潟アルビレックスBCが指名した10選手は以下の通り。

地元枠 片岡優斗内野手(19・日本文理高-新潟コンマーシャル倶楽部)


地元枠 古澤敦也外野手(18・上越高)


1巡目 高田郁美斗投手(19・留萌千望高)


2巡目 後藤龍輝外野手(21・中京高-愛媛マンダリンパイレーツ)


3巡目 大嶋達也内野手(23・首里高-名桜大-てるクリニック)


4巡目 知念広弥投手(25・おかやま山陽高-金沢学院大-九州三菱自動車)


5巡目 前田将司捕手(23・履正社高-帝塚山大)


6巡目 宮沢直人捕手(22・藤沢西高-日体大-千葉熱血メイキング)


7巡目 齊藤力投手(22・大商学園高-帝塚山大)


8巡目 田畑開人投手(18・創志学園高)

◇新潟アルビレックスBC・赤堀元之監督の話◇
「片岡選手は豪快に振る選手、これから鍛えたい。古澤選手はシャープなスイングで守備は堅実、高校生なので伸びしろは十分あると思っている。(指名した選手は)まだ若い選手が多いので、期待している」

<BCリーグドラフト2015の動画は以下から>
http://www.ustream.tv/recorded/78644205

(取材・撮影・文/岡田浩人 写真提供/BCL)