【女子野球】女子小学生が野球の楽しさに触れる

野球好きの小学生女子が集まる「BBガールズウィンターフェスタ」が15日、出雲崎町民体育館でおこなわれた。今年で7回目の開催で、女子野球の普及活動をおこなうBBガールズ普及委員会(頓所理加代表)が企画。県内の小学生35人が参加した。今回は長岡市出身の元女子プロ野球選手で現在は東北レイア代表を務める益田詩歩さん(26)と東北レイアの堀越美紀選手、中田友実選手の2選手が講師を務めた。
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県内各地から野球好きの女子小学生35人が参加した


講師を務めた東北レイアの益田詩歩代表(右)、堀越美紀選手(中央)、中田友実選手(左)

イベントは開志学園女子硬式野球部の部員も参加しておこなわれ、プロ選手がおこなうウォーミングアップで開始。益田さんがボール投げ遊びやベースランニングをゲーム形式で楽しく指導した。普段は男子と同じチームで練習をしている参加者がほとんどだが、同じ女子の野球好きとあって参加者はすぐに打ち解けていた。

益田代表(左)の指導を受け、遊びながらボールに慣れる参加者たち


頓所理加代表(左)と一緒にボール投げをおこなう

柏崎市から参加した5年生の春日愛子さん(11)は「女子だけでやるのは楽しい。指導がわかりやすかった」と感想を話した。BBガールズ普及委員会はこうした活動を通じて新潟県内の女子野球の普及を図っている。毎年秋に関東でおこなわれている女子野球の全国大会には新潟県選抜チームで参加し、2009年から2011年まで3連覇を成し遂げている。同委員会の頓所理加代表は「益田さんをはじめ東北レイアの選手のおかげで楽しいイベントにできた。このイベントが野球を続けるきっかけになって、この中から女子プロを目指す選手が出てくれれば嬉しい」と話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【ルートインBCL】新潟が3選手を指名

ルートインBCリーグは15日、埼玉県で合同トライアウトを実施し、その後にドラフト会議を開いた。新潟アルビレックスBCは3名(投手2名、野手1名)を指名した。

合同トライアウトは74名が受験し、1次テストの50メートル走、投球テスト、遠投、守備、打撃テストで20名に絞られた。2次テストは実戦形式でおこなわれ、トライアウト後におこなわれた8球団によるドラフト会議(非公開)で計8名(投手4名、野手4名)が指名された。BCリーグの開幕は4月11日の予定。

<新潟アルビレックスBCが指名した選手>
中西啓太(なかにし けいた)・・・投手、22歳、和歌山県出身、185センチ80キロ、右投右打、星林高-帝塚山大

塚田晃平(つかだ こうへい)・・・投手、25歳、東京都出身、193センチ97キロ、右投右打、早稲田実高-早稲田大-広島カープ

纐纈隼基(こうけつ じゅんき)・・・内野手、20歳、岐阜県出身、180センチ88キロ、右投左打、美濃加茂高-愛知学院大中退

(文/岡田浩人)