【社会人野球】バイタル敗れ連覇ならず JABA新潟大会決勝

第57回JABA選抜新潟大会は5日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝がおこなわれ、バイタルネット(新潟)が新日鐵住金東海REX(愛知)に1-3で敗れ、昨年に続く連覇はならなかった。

◆JABA新潟大会・決勝の結果◆
バイタル  000 010 000 |1
東海REX 100 200 00× |3
(バッテリー)
バイタル:曽根、中島、江村-加賀
東海:水越、森田、長峰-竹村


バイタルネットの先発・曽根瑛二投手

5回裏、バイタルネットが稲葉健太選手(新潟商高出)の内野ゴロの間に1点返す

バイタルネットの2番手・中島翔平投手

バイタルネットの3番手で登板した江村知大投手(長岡高-早大出)

優勝した新日鐵住金東海REX

敢闘賞、最高打撃賞を受賞したバイタルネット・西田健志選手

◆バイタルネット・三富一彦監督の話◆
「試合に負け悔しいが、試合自体は悪くなかった。先発曽根の3失点は大きかったが、その後の中島、江村がしっかり抑えた。次の東北大会に繋がる内容だった。野手も上位、中軸とも調子は戻ってきた。東北大会でも都市対抗の1次予選、2次予選に繋がる試合にしていきたい」

◆バイタルネット・西田健志選手の話◆
「序盤の3失点は野手のミスもあり防げる失点だった。先頭打者を出すことができなかったのがチームとしての課題で工夫が必要。(敢闘賞と最高打撃賞は)勝ってもらいたかった。東北大会でもいいチームと対戦できるので、都市対抗予選に繋げられる結果になればいい」

◆バイタルネット・江村知大投手の話◆
「監督が求めているものがやっと出せるようになってきたかなと自信がついた大会になった。(この日も144キロを計測して)変化球でカウントを有利にして、追い込んでからの直球で腕が振れるようになってきた。状態が上がってきた」

(取材・撮影・文/岡田浩人)