【BCL】新潟・平野進也捕手が来季はバッテリーコーチ兼任に

BCリーグの新潟アルビレックスBCは22日、平野進也捕手(25)とバッテリーコーチ兼任で来季の契約をしたと発表した。平野捕手は福岡県出身。武蔵大を卒業後、2011年に新潟入りし今季で3年目。昨季は61打点でリーグの打点王に輝いている。今季は打率.267で本塁打2、打点31。堅実なリードで新潟の5期連続優勝に貢献した。

来季、バッテリーコーチ兼任となる平野進也捕手

平野捕手は「今回このような責任あるポジションを任せていただいたので、より一層の強い気持ちを持って、一年間プレー、指導を行っていきたいと思います。今シーズン以上に強い新潟アルビレックスBCを作り上げ、必ず日本一を奪還できるよう頑張ります」とコメントした。

(文/岡田浩人)


【BCL】新潟の寺田哲也投手が投手MVPに

独立リーグ・BCリーグは22日、2013年シーズンのMVPを発表した。投手部門MVPは新潟アルビレックスBCの寺田哲也投手(26)が2年連続で受賞した。寺田投手は入団4年目。今季はエースとして開幕から活躍し、自己最多の15勝(2敗)を挙げ、防御率1.35の安定した成績を残した。7月15日にはノーヒットノーランも達成した。

2年連続でBCリーグの投手部門MVPに輝いた寺田哲也投手

寺田投手は「2年連続でこの賞に選ばれる事ができて大変光栄です。監督、コーチ、チームメイト、サポーターの皆様、自分に関わってくれた人がいたから今年の成績を残すことができました。ありがとうございました。何がなんでもNPBに入れるように頑張ります」とコメントを発表した。

BCリーグのMVPは今季最も活躍した選手を各球団の監督、コーチが投手・野手各1名ずつ投票する方式で選ばれる。野手部門は24本の本塁打を放った群馬・カラバイヨ選手が選ばれた。

(文/岡田浩人)


【大学野球】高橋隼之介選手が明治大の新主将に

明治大学硬式野球部の捕手で日本文理高出身の高橋隼之介選手が、新チームの主将に選ばれたことが22日、わかった。高橋選手は2009年夏の甲子園の準優勝メンバーで、現在は明治大3年生。明治大学は東京六大学野球の名門で、今年は春秋のリーグ戦で優勝。20日の明治神宮大会決勝では亜細亜大に敗れ準優勝している。

明治大学硬式野球部の新主将に選ばれた高橋隼之介選手(日本文理高出身)

取材に対し高橋隼之介選手は「来春のリーグ戦は3連覇がかかっている。連覇の目標と、今年なれなかった大学日本一を目指し、隙のない明治大学野球部を作りたい。選手としてはどんな形であれチームの戦力だという自覚を持ち、集大成としてぶつけていきたい」と決意を話した。

新潟県出身者が明治大学硬式野球部の主将になるのは初めて。県高野連関係者によると東京六大学野球で新潟県出身者が主将になるのは「戦前の早稲田大学の石黒久三さん(長岡中出身)以来ではないか」という。新潟県関係では大阪府出身で新潟明訓高校で1999年夏の甲子園に出場した阪長友仁さんが2003年に立教大学の主将を務めた。

日本文理高校で2009年夏の甲子園準優勝を経験したメンバーでは、現在4年生の東北福祉大・伊藤直輝投手、杏林大の切手孝太選手、大正大の石塚雅俊選手の3人が大学で主将を務めた。主将就任は高橋選手で4人目となる。

(取材・写真・文/岡田浩人)