【BCL】新潟の相手は群馬に 28日から上信越地区CS

プロ野球独立リーグ・BCリーグは25日、DeNA杯BCリーグプレーオフの上信越地区チャンピオンシップ(CS)の日程を発表した。新潟アルビレックスBCは既に前後期優勝を果たし、上信越地区CSでは通期2位のチームとの対戦が決定していたが、25日の公式戦で群馬ダイヤモンドペガサスが信濃グランセローズに勝利。群馬の通期2位が確定した。前後期優勝の新潟にはアドバンテージが与えられ、群馬との地区CSでホーム開催の3戦のうち1勝すれば2年連続となる地区優勝が決まる。

<上信越地区CSの日程>
①9月28日(土)13:00~悠久山球場 新潟×群馬
②9月29日(日)13:00~悠久山球場 新潟×群馬
③9月30日(月)18:30~三條機械スタジアム 新潟×群馬


9月6日に後期優勝を決め、胴上げされる新潟アルビレックスBCのギャオス内藤監督

(取材・文/岡田浩人)


【BCL】BCリーグの魅力 大学生が映像で発信

新潟経営大学(加茂市)でスポーツマネジメントを学んでいる福田拓哉准教授のゼミ生が、プロ野球独立リーグ・BCリーグの理念や選手を紹介するVTRを製作し、25日に新潟市で発表記者会見をおこなった。

地元のプロスポーツの価値や魅力を映像でわかりやすく表現することで、社会に幅広く伝えていくことを目的に、3、4年生のゼミ生23人がことし5月から映像取材と編集に取り組んでいる。BCリーグの村山哲二代表にインタビュー取材し、リーグ設立時の苦労話や理念などを聞き出しているほか、新潟アルビレックスBCの選手を取材し、サポーターへの思いや地域貢献活動への取り組みを紹介している。

製作されたVTRの映像

会見で福田拓哉准教授は「新潟にあるプロスポーツの魅力を映像で『見える化』することで、新たなファンの獲得や学生たちの実践教育につながる」と意義を説明。VTRの編集をおこなったゼミ生の北本理歩さんは「最初は興味がなかったBCリーグのことも取材を通じて関心が高まった。映像を通して勝ち負けを超えたリーグの魅力を伝えていけたら」と感想を話した。

映像を製作した坂井孝吉さん(左)と北本理歩さん

映像は6班にわかれて製作され、会見では完成したばかりの『BCリーグの理念とビジョン』『新潟アルビレックスBC3選手の地域活動とファンに対する想い』の2本が上映された。26日正午から動画投稿サイトYouTubeにアップされ、一般に公開される。

(取材・撮影・文/岡田浩人)