【BCL】日米独立リーグ対抗戦 新潟がハワイスターズに完勝 リーグ新記録の13連勝飾る

BCリーグの新潟アルビレックスBCは31日、三條機械スタジアムで「ルートインカップ日米独立リーグ対抗戦」として米独立リーグ・ハワイスターズと対戦し、11-0で完勝した。新潟はこれで前期から続く公式戦13連勝(1引き分けをはさむ)を飾り、リーグ新記録を樹立した。新潟の後期通算成績は10勝0敗1分で上信越地区首位。

新潟は1回、デニングの適時三塁打、足立の適時打で2点を先制。4回にも4本の長短打を集めるなどして3点を追加した。その後も追加点を重ね、17安打で11点を挙げた。

新潟の先発・佐々木は7回2死まで無安打投球。ハワイスターズの古木克明(元横浜ベイスターズ)に初ヒットを打たれたものの、後続を抑え無失点。被安打2、10奪三振の好投を見せた。


7回を投げ無失点の好投を見せた新潟・佐々木啓介投手

ハワイスターズで初安打を放った古木克明選手

新潟はこれで前期から続く連勝が1引き分けをはさんで「13」となり、昨シーズン後期に新潟が樹立した12連勝のリーグ記録を塗り替えた。ギャオス内藤監督は「初回から点を取ってくれていい展開だった。佐々木が先発として期待に応えてくれた」と満足そうだった。

試合後にハイタッチをかわす両チームの選手たち

<ギャオス内藤監督、佐々木啓介投手の試合後インタビュー>

 

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【女子野球】開志学園 初の公式戦飾れず

兵庫県で31日から始まった第17回全国高等学校女子硬式野球選手権大会に、新潟県代表として開志学園女子硬式野球部が初出場。開幕試合で福知山成美(京都)と対戦し、1-8で敗れ、公式戦初勝利はならなかった。

開志学園女子硬式野球部は新潟県内初の女子硬式野球部として今春活動を開始し、1年生17人(新潟県内5人、県外12人)が入学、入部した。この大会が初の公式戦で、6安打を放ったものの、3年生中心の福知山成美に敗れた。

なお開会式では開志学園の若泉瀬菜主将が選手宣誓をおこなった。冨岡雄太監督は「初の全国大会というこの経験を次の大会にいかしたい」と話した。


開志学園女子硬式野球部のメンバー(6月撮影)

(文/岡田浩人)