【社会人野球】バイタルネットが決勝へ進出 JABA選抜新潟大会

第56回JABA選抜新潟大会は3日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアム新潟で第2ブロックの予選がおこなわれ、バイタルネットが2連勝で4日の決勝に進出した。

バイタルネットは山形のきらやか銀行に5-1、石川のHBC金沢に7-2で連勝し、昨年に引き続き決勝に進出。4日11:30から大会2連覇中の愛知・東海理化と、11年ぶりの優勝をかけて戦う。


2試合で5安打のバイタルネット・鈴木裕一選手

きらやか銀行戦で9回完投1失点の曽根瑛二投手

<バイタルネット三富一彦監督の2試合後のインタビュー動画>

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【BCL】新潟、中盤に突き放され連勝ストップ

BCリーグの新潟アルビレックスBCは3日、新潟市西区のみどりと森の運動公園で富山サンダーバーズと対戦。5-8で敗れ、連勝は2でストップした。新潟の前期成績は5勝3敗で上信越地区の首位は変わらず。

新潟は新人・上野和彦投手(桜美林大)が初先発したが、初回に連続四球と長打で2点を失う。3点差を追う新潟は3回に足立尚也選手の2点タイムリーヒットで反撃するが、上野投手から交代した佐々木啓介投手が6回につかまり、ワイルドピッチや走者一掃のタイムリーで計5失点。新潟は最終回打線が繋がりに3点を返したが、あと1本が出なかった。

新潟の次戦は4日13:00から三條機械スタジアムで群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。

<試合後のギャオス内藤監督のインタビュー>

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】春の新潟県大会3回戦、村上桜ヶ丘、佐渡がサヨナラ勝ち

第128回北信越高校野球・新潟県大会は3日、3回戦がおこなわれた。鳥屋野球場の第1試合は村上桜ヶ丘が延長10回、3-2で北越にサヨナラ勝ち。五十公野球場の第1試合は佐渡が6-5で五泉にサヨナラ勝ち。佐渡は3試合連続サヨナラ勝ちとなった。

<鳥屋野 村上桜ヶ丘3-2北越>
村上桜ヶ丘は1回裏、2番倉島拓也選手の右中間2ベース、3番長谷川智哉選手のセンター前タイムリーで1点を先制。村上桜ヶ丘は2回戦で18奪三振の快投を見せた椎野新投手が先発。身長194センチからの角度のある直球とスライダーで5回までノーヒットピッチングを見せた。

村上桜ヶ丘の先発・椎野新投手

北越は6回表に3番杉本朋紀選手がチーム初安打となるショートへの内野安打を放つと、続く4番長谷川翔選手のレフト線2ベースで同点に追い付いた。
両チームが1点ずつを奪い2-2で試合は延長戦へ。迎えた延長10回裏、村上桜ヶ丘は1死満塁とサヨナラのチャンスを作る。ここで10回まで投げ続けた北越のエース峯田郁投手が村上桜ヶ丘の主将・松内亮太選手へ投じた3球目がワイルドピッチとなり、村上桜ヶ丘がサヨナラ勝ち。4回戦へ進出した。


延長10回、村上桜ヶ丘がワイルドピッチでサヨナラ勝ち
村上桜ヶ丘の椎野新投手

村上桜ヶ丘の松田忍監督は「椎野はエラー等の守備のミスがあっても崩れなくなった。バッテリーは収穫だった。攻撃が打つべきボールをとらえられず、まだまだだった」と課題を挙げた。10回を完投し11奪三振の椎野投手は「きょうはスライダーが良かった。ダルビッシュ投手のように変化球と真っ直ぐのキレを自分で変幻自在に操れるピッチャーになりたい」と意気込みを話した。

◆試合結果◆
<鳥屋野球場>
村上桜ヶ丘3-2北越(延長10回)
巻7-0中条(8回コールド)

<五十公野球場>
佐渡6-5五泉
新潟工7-1新津

<悠久山球場>
県央工8-1三条商(8回コールド)
見附5-2長岡工

<佐藤池球場>
関根学園5-2長岡
糸魚川8-1新潟産大附(7回コールド)

あす4日も4球場で3回戦8試合がおこなわれ、ベスト16が出揃う。

◆4日の予定◆
<鳥屋野球場>
10:00 日本文理-豊栄
12:30 新潟明訓-東京学館新潟

<五十公野球場>
10:00 新発田中央-新発田商
12:30 新津南-新潟南

<悠久山球場>
10:00 中越-長岡大手
12:30 分水-十日町

<佐藤池球場>
10:00 上越-帝京長岡
12:30 長岡商-十日町総合

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【NPB】広島・今井啓介投手登板も勝ち負けつかず

広島カープ・今井啓介投手(中越高出身)が3日、東京ドームでの巨人戦に2番手として登板。4-1とリードしている場面での登板だったが、5回に一塁手の松山選手のタイムリーエラーで1点を献上。6回には阿部選手にソロホームランを浴びたほか、満塁のピンチで松山選手の悪送球で同点に追い付かれた。同点の7回に1死を取ったところで降板した。2回1/3でを投げ被安打5、四球2、失点3、自責点は1だった。

(文/岡田浩人)


【NPB】日本ハム・谷元投手が今季初勝利

北海道日本ハムの谷元圭介投手(バイタルネット出身)が3日の東北楽天戦に先発し、7回を投げ被安打1、失点0の好投。日本ハムが13-1で楽天をくだし、谷元投手は今シーズン初勝利を飾った。これで谷元投手の今シーズンの成績は1勝2敗となった。

(文/岡田浩人)