【高校野球】ベスト16が出そろう 新潟大会3回戦

第97回全国高校野球選手権・新潟大会は19日、4球場で3回戦の残り8試合がおこなわれ、ベスト16が出そろった。戦後初の夏3連覇を目指す日本文理が終盤の集中打で小千谷にコールド勝ち。昨夏準優勝の関根学園は春ベスト8の開志学園に競り勝った。20日は4球場で4回戦8試合がおこなわれる。

昨夏準V右腕・関根学園①中村光希投手 春季大会以来の公式戦で被安打2の好投


◎19日の3回戦の試合結果◎

<鳥屋野>
①関根学園2-1開志学園
開志 000 001 000 =1
関根 000 011 00× =2
(バッテリー)
開志:北沢-南
関根:中村-片

開志学園2年①北沢拓実投手 力のある直球で自責点1の好投を見せた


6回裏、関根学園が8番・坂井友軌選手の投手強襲適時打で1点を勝ち越す

◇関根学園・安川斉監督の話◇
「開志さんは逆転、逆転で勢いに乗っているチーム。1つのきっかけでガラッと変わるチームと分かっていたので、きょうは最後まで中村で、と思っていた。(1年生4番の荒井選手の途中交代は)弱点を見破られていたので。(開志)川上監督の指示だったのだろう。1番の名畑くんを封じることができたのが勝因。(4回戦は)そこまで考えて大会に入っていなかったので、接戦に何とか持ち込みたい」

◇関根学園・中村光希投手の話◇
「(久々の公式戦で)1、2回戦は本間が好投してくれて、ちょっと緊張はしたが楽に投げることができた。相手が直球狙いだったので前半はスライダーを多めに、後半は直球中心だった。2アウトから無駄な四球があったのでそこが改善点。四球を出した後の投球はよかった。(去年夏に腰を痛めてから)走り込みやウエイトトレーニングを増やした。去年より球速も上がっているし球のキレも上がってきている。(去年の準優勝のプレッシャーは)今はない。あすも四球をできるだけ出さず、コースに投げ分ける投球をしていきたい」

◆開志学園・川上大輔監督の話◆
「(関根学園の)投手の中村くん、守備、打撃がよかった。力負け。ミスがあったので・・・。打てるチーム、守れるチームをもう1回作らなければ。(打撃の指示は)最初は直球を狙っていた。選手たちで話し合って狙い球を絞っていたが、思ったより直球が来ていた。(2年生の多いチームだが)秋は何とか上を目指して頑張りたい」

②柏崎工5-0新発田中央
芝中 000 000 000 =0
柏工 001 010 21× =5
(バッテリー)
芝中:花野、渡辺章-森田
柏工:永井祐-金子

新発田中央の先発①花野拓己投手


3回裏、柏崎工が3番・猪爪巧海選手の中前適時打で先制


7回裏、柏崎工が1死2、3塁から4番・金子大翔選手がスクイズ 2塁走者も生還

<五十公野>
①村上桜ヶ丘7-2三条東
三条東 001 100 000 =2
村上桜 100 001 41× =7
(バッテリー)
三条東:宮路、青木-皆川昴
村上桜:稲垣、遠藤-大田

②三条商1-0新潟工
三商 010 000 000 =1
新工 000 000 000 =0
(バッテリー)
三商:金子-布施
新工:野沢-江口

<悠久山>
①新発田農7-0新潟産大附(7回コールド)
産大 000 000 0 =0
芝農 000 511 × =7
(バッテリー)
産大:與口、柳-北原
芝農:五十嵐智、遠藤-斎藤

②北越10-0糸魚川白嶺(5回コールド)
白嶺 000 00 =0
北越 109 0× =10
(バッテリー)
白嶺:穂苅-綱島
北越:伊藤-馬場
(本塁打)
北越:山我(3回・2点)

<佐藤池>
①加茂暁星6-0長岡高専
暁星 000 021 201 =6
高専 000 000 000 =0
(バッテリー)
暁星:森山、宮島-近藤
高専:中村-井上

②日本文理10-3小千谷(8回コールド)
小千 000 000 30  =3
文理 110 201 41× =10
(バッテリー)
小千:桑原、雲谷-安部
文理:藤塚、稲垣豪、稲垣優-川村


◎20日の4回戦の試合予定◎
<鳥屋野>
①村松(10:00)新潟
②柏崎工(12:30)関根学園

<五十公野>
①新潟商(10:00)小出
②村上桜ヶ丘(12:30)三条商

<悠久山>
①中越(10:00)上越総合技術
②北越(12:30)新発田農

<佐藤池>
①帝京長岡(10:00)柏崎
②加茂暁星(12:30)日本文理

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様


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